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アジャイルチームによる目標づくりガイドブック OKRを機能させ成果に繋げるためのアプローチ

ご紹介書籍

『アジャイルチームによる目標づくりガイドブック OKRを機能させ成果に繋げるためのアプローチ』

著 者:小田中 育生
出版社:翔泳社

本書は、開発チームでアジャイルを取り入れているが、なかなかうまくいっていない状況において、チームをまとめ上げ、チームリーダーと、そのチームメンバーがモチベーション高く、大きな目標にたどり着くための視点や手法を紹介しています。

ここでは、アジャイルなチームでの心理的安全性や目標達成を実現するために、OKR(Objectives and Key Results:目標と主要な結果)という目標設定の手法を用いています。
Objectivesは、少し難しいと感じるくらいの少数の高い目標を設定し、Key Resultsは、そのObjectivesを測定するための要素を3つ程度設定します。
OKRによって組織の目標と、チームの目標を実現させる、モチベーション高く仕事をするためのアプローチが重要となります。チームリーダー、チームメンバーは同じように見えてもそれぞれ重要視することが異なり、前提や、目標、楽しいと思う仕事、そう思わない仕事は異なります。

ガイドとしての一番のポイントは、他人が決めた目標をなんとなく目指すのではなく、ビジョンの実現に向けた良いゴールや、目指したいと個人個人が考える目標を設定することです。
チームメンバー同士の得意、不得意、好き嫌いを知ることで、チームとしてのネガティブな面にも気を配ることができ、単なるやる気だけでは乗り越えられない、助け合う土壌が生まれるとのこと。

各企業や組織で、目標設定の方法や組織づくりの方法は異なるかもしれませんが、本書で取り上げられているガイドの内容を反映することができれば、より良い結果が得られると期待できます。

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