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Book50 : 企業に変革をもたらす DX成功への最強プロセス

ご紹介書籍

企業に変革をもたらす DX成功への最強プロセス

著者:小国 幸司
出版社:幻冬舎

本書はDX施策を成功させるために、現状の把握、戦略の策定、社員への定着といった観点から施策の落とし穴にはまらずにPDCAサイクルを回し、成果を得るための手順や観点が紹介されています。

紙の資料を電子化したり、ITツールを導入しただけではDXが成功したとは言い切れません。
まずは、潜在的な課題を見出し、その時点で顕在となっている課題を把握し、必要な対処をしていきます。さまざまな業務を「本業」「削減対象」「増やしていくべき要素や仕事」といった観点で分類し、削減すべき業務でデジタルツールを活用していきます。つまり業務に関わる社員自身が業務の深い理解を元に、適切な部分からDX施策を進めていくのです。

DXを進める工程としては、目的の明確化、解くべき課題の抽出、手順やワークフローを細分化していきます。
従来のままの手順で物事を進めたい気持ちの問題と、ITの活用が足りていない技術的課題を分けて考えることで工夫しながら、小さなステップで改善や新しい価値を少しづつ積み重ねていくことができます。

派手な IT ツールを導入したからといって、確実に成果が得られるわけではありません。
新しいDX施策を現場に定着させ、効果が見えるようにし、課題に直接的に影響を与える仕掛けを考えます。
なにも社外のキラキラしたソリューションや人材、成功事例ばかりが参考になるわけではありません。
身の丈にあった成果を大切に、DX施策の検証、評価、改善を繰り返すことで効果を最大化させる方法を指南する書籍です。

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本コラムは、IT業界で働く皆さんに役立つ書籍をわかりやすく紹介するコラムです。
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「巨人の肩の上に立つ」という言葉があります。これは先人の積み重ねた発見に基づいて何かを発見する、先人の知識や経験のおかげで、自分はまだ小さいけれど高いところから見渡せるようになるという比喩です。

本コラムでは、IT業界で働く皆さんにとっての巨人となるべく、業界内で話題になった本、最新技術を紹介している良書、知識として身につけておいて損はない情報、IT業界での働き方や仕事の仕方に役立つ書籍を、比較的新しいものからチョイスして紹介するものです。

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