ご紹介書籍
未来ビジネス図解 DX実践超入門
出版社：エムディエヌコーポレーション
本書はビジネスにおけるDX推進の事例やヒントを掲載した、イラストや図解で理解しやすい書籍です。
内容は、DX初心者向けというよりは、すでに社内でDXを推進しはじめ、部門間の壁にぶつかったり、現場に新しい仕組みが浸透しないといった、実務に即した悩みに対する知見や事例を紹介したものです。
DX推進における本書の切り口は次のとおりです。
- 初期のDXから、これから浸透していくべき新しいタイプのDXとは
- DXを進めるため、組織に浸透させるための、指針を練る
- 従業員のデジタル活用、リテラシーを向上させる
- 思いつきではなくデータを活用した意思決定
- DXのための意識改革、企業ビジョンの策定
- DXのための環境整備、人材の確保
DX化した仕事の内容を、無理なく社内の仕組みとして取り込む方法や、それらを無理せず継続できる事業構造への考え方など、技術的な観点だけではなく、組織として企業としてDXに取り組む方法を指南した本です。
特徴的なのは、時間とともに徐々に性能を向上させる「漸進型イノベーション」と、これまでの仕組みや手順、部署間のしがらみなどをいったんリセットして、単なる改善ではない新しい「不連続型イノベーション」との両方を考え、向き不向き、メリットデメリットを考えつつDX化していくことが解説されています。
事業会社のみならず SIer にとってもDX施策の参考になる事柄が順序立てて紹介されている書籍です。
本コラムの更新案内をメールでお届けします
本コラムは、IT業界で働く皆さんに役立つ書籍をわかりやすく紹介するコラムです。
業界内で話題になった本、最新技術を紹介している良書、知識として身につけておいて損はない情報、
IT業界での働き方や仕事の仕方に役立つ書籍を厳選して紹介するものです。
連載コラム：今すぐ読むべき、仕事に活かす書籍紹介
「巨人の肩の上に立つ」という言葉があります。これは先人の積み重ねた発見に基づいて何かを発見する、先人の知識や経験のおかげで、自分はまだ小さいけれど高いところから見渡せるようになるという比喩です。
本コラムでは、IT業界で働く皆さんにとっての巨人となるべく、業界内で話題になった本、最新技術を紹介している良書、知識として身につけておいて損はない情報、IT業界での働き方や仕事の仕方に役立つ書籍を、比較的新しいものからチョイスして紹介するものです。
お問い合わせ
CONTACT
