「ものづくりプロセス」の変革と「製品/サービス」の変革
近年、企業を取り巻く環境の「不確実性」が高まっており、国内製造業の直面する大きな課題となっています。不確実性と技術革新が前提となる今日、「DXの推進」が急務とされていますが、国内製造業では他業種と比較しその対応が遅れているとされています。
こうした製造業の現状、私たちに寄せられたお客様からのご相談内容や、共に手掛けた実績を元に、国内製造業がDXを推進していく上での地図を「製造業DXのジャーニーマップ」として取り纏め、DX取り組みテーマの検討やロードマップを策定する上でのベースラインとしています。
私たちの考える「製造業DXのジャーニーマップ」は、取り組みの狙いを横軸に、取り組みのスケールを縦軸にとった4象限からなる地図であり、左下・現場デジタル化と右上・ビジネスモデル変革を結ぶ「ものづくりプロセス」変革のルートと、対する「製品/サービス」変革のルートを、2つの旅程として描いています。
右回りの「ものづくりプロセス」の変革ルートは、労働人口減少やベテランノウハウ消失などを背景として、データやデジタル技術を活用し、業務省力化・省人化、業務品質や変化対応力の向上などの「現場DX(ITとOTの融合)」により、既存事業のより効率的な運営を追及すると共に、現場データをリアルタイムに経営管理データと連携させる「経営DX(経営とITの融合)」により、従来より迅速で柔軟な変化への対応力を獲得し、企業競争力の向上を図ることでビジネスモデル変革に向かうルートです。
左回りの「製品/サービス」の変革ルートは、従来の「機能・モノの提供から成果・コトの提供へ」と移行する中で、自社製品のIoT化やスマート化、提供サービスのデジタル連携などの「サービスDX(サービスとITの融合)」による、顧客や社会問題を基に新たな付加価値を創出し、顧客体験(CX: Customer Experience)向上による競合優位性を確立することでビジネスモデル変革へ向かうルートです。
当サイトでは、私たちが考える製造業DXのジャーニーにおける、3つの取組み「現場DX(ITとOTの融合)」、「経営DX(経営とITの融合)」、「サービスDX(サービスとITの融合)」の具体的な内容をご紹介しています。
*弊社では、様々なソリューション導入、展開の豊富な実績を生かし、2025年4月からSAPソリューションの提供を本格的に開始するための準備を進めております。詳細が決まり次第、本サイトにてご案内いたします。
製造業DXの一丁目一番地となる、現場における業務効率・業務品質の向上を目指す「現場デジタル化」と、データに基づく臨機応変な生産活動を図る、「スマートものづくり基盤構築」を成功に導くポイントや、それらの実現を支援するソリューション、事例をご紹介します。
様々なビジネス環境変化への対応を迫られる中、国内製造企業各社が抱える、サプライチェーン、エンジニアリングチェーン(基準情報)、およびサプライチェーンとエンジニアリングチェーンの連携における課題認識を踏まえ、その解決を図る「経営DX」推進の方向性と、その実現を支援するDXソリューション、事例をご紹介します。
国内製造業のDXは右回りの「ものづくりプロセスの変革」の取り組みが先行されるとみていますが、今後、さらなる競合優位性を獲得していくには、コトのデジタル化による、新たな顧客体験価値の創出を図る、左回りの「製品/サービスの変革」の取り組みによる「サービスDX」の実現が求められます。ここでは、その実現に向けた方向性とその実現を支援するソリューション、事例をご紹介します。
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