
製油所における設備故障および保全・工事関連の計画、購買実績データを一元管理し、現場業務の効率化と購買機能の強化を実現
西日本有数の石油基地である山口製油所を拠点に、西部石油株式会社は自動車用ガソリンをはじめ、灯油など家庭用燃料、繊維化学製品の原料、航空機用・船舶用燃料、発電所用燃料など多岐にわたる石油製品を生産しています。
同社は、この業務を長年支えてきた旧システムがサポート終了(EOS)を迎えるのを機に、エクサから提案されたIBM Maximo Asset Management(以下、IBM Maximo)をベースに新たな設備保全管理システムを構築。
大幅な機能強化を図り、データ活用による現場作業の効率化や資材調達の抜け漏れ防止、購買業務の完全ペーパーレス化など多大な成果を上げています。
西部石油株式会社工務部 担当部長
西部石油株式会社工務部
課題
- 20年にわたって利用してきた旧システムのEOSに伴うリプレース
- 保全データと購買データを紐づけ、設備の保安力とコスト管理を強化
- 工事仕様書や見積書など購買書類のペーパーレス化
効果
- 年間で約3500件に及ぶ購買資料を完全ペーパーレス化
- 多様な働き方の選択を可能とするリモートワークを拡大
- 棚卸作業期間を約50%短縮
- 進捗状況・コスト等の参照・管理の効率化
ソリューション
- エクサが保有する石油化学業界の業務知見および豊富なシステム導入実績に基づき、IBM Maximo Asset Management を将来のプラットフォームに見据え、 製油所内の設備保全管理業務の最適化を目指した新システムを構築

国内にエネルギー革命の波が押し寄せ環境が激変していた 1962 年に、石油精製会社として山口県小野田市(現・山陽小野田市 ) で誕生。
1969年に操業を開始し、50年以上にわたる歴史を重ねてきた。近年では石油化学基礎原料であるオクテン、ミックスキシレンの生産にも着手。
さらに2015年には環境保全への取り組みにつながるメガソーラーの商業運転も開始し、出光グループにおける西日本の重要拠点としてチャレンジを続けている
URL:https://www.seibuoil.co.jp
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資料では、インタビューした以下のような内容を掲載しています。
- 導入の背景/目的
- エクサと協業するに至った経緯
- 導入効果
- 今後の展開
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本事例の記事内容は掲載当時のものとなっております。
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