ご紹介書籍
ビジュアルシンキング 組織を活性化する、ビジュアルシンキング実践ガイド
著者:ウィリーマイン・ブランド
出版社:ビー・エヌ・エヌ新社
会議の際に、ホワイトボードにさらさらっと、分かりやすい図やグラフを描いて説明するのが得意な人が周りに居ませんか?
もしくはそうなりたいと思うことはありませんか?
本書は複雑な問題を図示することで、関係者間のコミュニケーションやコラボレーションを促進し、現場での意思疎通を活性化するため、絵や図、スケッチを用いた情報共有の手法を紹介しています。
自分は絵を描くのは不得意、図表は苦手と考える人も居ますが、本書では上手い下手に関係なく、ややこしい事象をシンプルに描き出すための誰もが会得できる「スキル」を手順を追って紹介しています。プレゼン資料や紙の資料を作る際にも役立つテクニックが満載です。
本書で取り扱っているテクニック:
- 的確なロードマップの描き方
- ユーザーの体験を順を追って説明するための描き方
- 重要なことを意思決定するために整理するための方法
- 市場調査や調べたことを的確に伝える方法
- 複雑な課題を細かく分解して検討するための方法
書籍では事例や、練習問題、テンプレート素材なども多く掲載されており、さまざまな用途に応用できます。
提案やディスカッション、企画検討などさまざまなビジネスシーンに合った手法が紹介されており、どこか一部から取り入れて始めることもできます。
人間の認知能力は言語や文字だけでなく、図や絵、写真といったものを使うことで、相手に伝わりやすくなります。
ビジュアルシンキングは思い込みや誤解を避けるためにもぜひ身に付けたいコミュニケーションスキルです。
本コラムの更新案内をメールでお届けします
本コラムは、IT業界で働く皆さんに役立つ書籍をわかりやすく紹介するコラムです。
業界内で話題になった本、最新技術を紹介している良書、知識として身につけておいて損はない情報、
IT業界での働き方や仕事の仕方に役立つ書籍を厳選して紹介するものです。
連載コラム:今すぐ読むべき、仕事に活かす書籍紹介
「巨人の肩の上に立つ」という言葉があります。これは先人の積み重ねた発見に基づいて何かを発見する、先人の知識や経験のおかげで、自分はまだ小さいけれど高いところから見渡せるようになるという比喩です。
本コラムでは、IT業界で働く皆さんにとっての巨人となるべく、業界内で話題になった本、最新技術を紹介している良書、知識として身につけておいて損はない情報、IT業界での働き方や仕事の仕方に役立つ書籍を、比較的新しいものからチョイスして紹介するものです。
お問い合わせ