Book26 :『技術者のためのテクニカルライティング入門講座』生産性が向上し、相手に伝わる論理的な技術文章の書き方

執筆日:2021年3月10日

     ご紹介書籍 

    『技術者のためのテクニカルライティング入門講座』
    生産性が向上し、相手に伝わる論理的な技術文章の書き方

    著者:髙橋 慈子
    出版社:翔泳社

ITに関わる仕事、最新テクノロジーに関わる仕事には、文章を書くことはあまり関係無いと思いきや、技術職、研究職、プログラマ、エンジニアにとっても、仕事の中で意外と文章を書く機会は多いものです。

本書の対象は、文章を書くことが本職の人ではなく、一般の技術者が、わかりやすい技術文書を書くためのテクニックが数多く紹介されています。
理論的な話だけではなく、情報の取り扱い方、伝わる文章の書き方、読みやすさへの考慮の方法が平易な文章で紹介されており、読みやすく理解しやすい書籍です。
さらに実際の仕事の現場で役立つであろう、マニュアルの書き方、提案書の書き方、障害報告書の書き方、社外メールの書き方など、すぐに実践できるノウハウが紹介されています。

文章を書くのが不得意な技術者には次のような傾向があると本書では紹介されています。

  • 一文が長く、情報量が多すぎる
  • 読み手を意識せず、自分勝手な視点で書いている
  • ごくごく基本的なライティングの技術を知らない、活用できていない

本書の各章末には、自己評価シートや、チェックシート、内容を理解したかどうかを確認するテストが掲載されており、自学自習できます。

また技術者にありがちな、良くない「書き癖」を治す方法、文章を短く的確にまとめる方法など、普段あまり意識しない事柄を知ることができ、ちょっとした工夫で文章が格段に良くなることでしょう。

よく「何を言っている(書いている)のかわからない」「ちゃんと整理して報告せよ」と言われ、メールや報告書を何度もやり取りする場合、そもそも的確な文章が書けているのかを再確認すると良いでしょう。
複雑な事柄も、適切な文章であれば誤解なく伝わり、相手の認識や理解のスピードも上がるはずです。
本書によって企業の業績や、顧客サービスの向上、提案書の質、個々人の評価なども上がることが期待されます。

本コラムの更新案内をメールでお届けします

メールマガジン配信登録

本コラムは、IT業界で働く皆さんに役立つ書籍をわかりやすく紹介するコラムです。
業界内で話題になった本、最新技術を紹介している良書、知識として身につけておいて損はない情報、
IT業界での働き方や仕事の仕方に役立つ書籍を厳選して紹介するものです。

    今すぐ読むべき、仕事に活かす書籍紹介(コラムトップ

TOP