基幹システム導入・刷新における課題
製造業のDX実現には、柔軟で進化し続ける基幹システムが不可欠です。
しかし、既存システムの刷新や新規導入を検討する際、多くの企業様が以下のような共通の課題に直面されています。
変化に対応できない「塩漬け」システム
過去のERP導入でアドオン開発を多用し、システムが複雑化・老朽化。結果、ビジネスの変化に追随できず、DXの足枷になっている
「標準化」による「自社の強み」喪失への懸念
最新ERPの「標準プロセス」は魅力だが、導入によって自社の競争力の源泉である独自の業務プロセスが失われてしまう
「導入の長期化・複雑化」と「ノウハウ不足」
SAP導入は「時間がかかる」「専門知識が必要」と聞くが、本当に自社で短期間でスムーズに進められるのか不安
経営判断を鈍らせる「データのサイロ化」
基幹(会計・販売)と現場(生産・開発)でデータが分断・散在。全社横断での状況把握やデータに基づいた迅速な経営判断ができない
エクサは標準化と差別化の両立を実現させます
エクサは、製造業の業務プロセスを知り尽くしているからこそ、SAPによる「標準化」と、お客様の強みを活かす「差別化」を最適なかたちで融合できます。
SAP S/4HANA Cloud(基幹システム)+エクサの「エッジソリューション」(領域特化システム)
製造業を知るエクサだから実現できる、DX成功の3つの鍵
1. 深い業務理解に基づく「最適なプロセス標準化」
基幹システム導入成功の鍵は、業務プロセス変革です。エクサは製造業の業務プロセスを深く理解しています。グローバルNo.1システム・SaaSシステムの導入や運用で培った、業務プロセス標準化の豊富な実績を活かし、お客様にとって最適な標準化の形をご提案します。
2. 「連携力」が可能にする「標準化」と「差別化」の両立
お客様の競争力の源泉(例:SCM、BOM、CPQ)は「標準化」と相反する部分も発生すると考えます。エクサの強みである「エッジソリューション」をSAPとスムーズに連携させることで、お客様独自の強みを伸ばす「差別化」と基幹業務の「標準化」を両立します。
3. 「AI+製造業に強いSE」による短期導入
SAP未経験のお客様でも安心して導入を進められるよう、SAPの最新AIと、エクサの製造業における業務知識・標準化経験を併せ持つSEが協働。AIが標準プロセスへの移行を支援し、経験豊富なSEが業務変革をリードすることで、高品質かつ短期間での導入を実現します。
「標準化」と「差別化」を両立する技術力
エクサは、"アドオン開発に頼らない"SAP導入を徹底する一方で、お客様の競争力維持に「本当に必要な機能」を見極めます。
その実現のため、エクサはSaaS型ERPである「SAP S/4HANA Cloud, Public Edition」(パブリッククラウド型)にフォーカスしています。(右図)
パブリッククラウド型のメリット(自動アップデートなど)を最大限活かすため、独自機能はSAPの拡張基盤を使い、基幹システム本体とは切り離して開発します。
これにより、SAP本体の標準化を維持したまま、お客様独自のプロセスにも柔軟に対応。エクサの豊富な「インテグレーション(連携・統合)」の知見が、この両立を実現します。
| SAP S/4HANA Cloud, Public Edition | SAP S/4HANA Cloud, private edition | |
|---|---|---|
| 形態 | SaaS (サブスクリプション) | SaaS (サブスクリプション) |
| 基盤 | SAPが管理する最新クラウド基盤 | SAPが管理する最新クラウド基盤 |
| 導入 | 標準プロセス (ベストプラクティス) で短期的に導入 | 既存プロセス (カスタマイズ) を維持して中期的に導入 |
| アップデート | 半年ごとに自動で機能がアップデート | お客様のタイミングで年1回の最新機能へ更新 |
| 特徴 | リアルタイムデータによる即時経営判断 | 最大限の柔軟性を維持し、アドオンでの拡張が可能 |
SAPと連携し「お客様の強み」を活かすソリューション
基幹システム(SAP S/4HANA Cloud)と連携することで、お客様の競争優位性を確立する「エッジソリューション」をご紹介します。
製造業を知るエクサとともに未来への一歩を
「自社のDXはどう進めるべきか?」「標準化と自社の強みをどう両立させるのか?」 エクサの専門家が、製造業の業務を知り尽くした知見と豊富な実績に基づき、お客様の課題に合わせた最適なDXアプローチをご提案します。まずはお気軽にご相談ください。
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