レガシーマイグレーション
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マイグレーション・フレームワーク E@MS Series

IMS DB/DC、CICSのオープンシステムへの移行は、業務アプリケーションの変更を極力行わないマイグレーション・フレームワーク "E@MS Series" の導入をご検討ください。 エクサのマイグレーションは、ベンダーロックインを解消(*)し、「更なるオープン化」「ポータビリティ」を追求します。


ソリューションの概要

ホストシステム全体を短期間にオープン系システムにマイグレーションするアプリケーション基盤を提供します。

  • リソースシステムのアプリケーション資産のコード変更を最小にしてストレート・コンバージョンを行うフレームワークです。
  • ホストのオンライン、バッチ、DBアクセスの主要な制御をエミュレートします。
  • (*)開発言語は、JavaやC言語を利用し、DBMSはOracle,DB2から選択可能など、スタンダードなシステム基盤を採用していますので、レガシーアプリケーションのリホスト環境としてだけでなく、次世代のオンプレミス開発環境としても活用できます。
フレームワーク概要図

E@MS Web-CICS Framework

Webリフロント

strutsベースのj2EEフレームワークにより、3270画面(IMS DC(MFS) 、CICS(BMS))をWeb化します。
3270エミュレータと同等の画面表示、入力操作、キー操作を実現します。

E@MS Transfer Controll Library

OLTP環境として、IBM TXSeries CICS Transaction Serverを実装します。
ホストCICSのアプリケーションプログラムにほとんど手を加えることなく、オープン化を実現できます。

IMS DB/DCエミュレーター

IMS DCのオンライン制御をTXSeries CICS Server上でエミュレートするアプリケーション・プログラム・インターフェース(TCLACP)を提供します。

DBインターフェース(※特許取得済、登録番号:第4754021号)

IMS DB, CA-DATACOM, VSAMのデータアクセスをDB2またはOracleに移行します。
リソースシステムのDBアクセスをエミュレートするアプリケーション・プログラム・インターフェース(TCLDBI)を提供します。

E@MS JobControll Library

バッチ処理

シェルスクリプトからオープン系バッチプログラム(MF-COBOL,EASY PLUS,C)、ユーティリティを制御する共通インターフェースを提供します。
JES(Job Entry System)のDISPOSITION制御(排他、共有制御)、JOB,PROCステップのCONDITIONコード制御を再現します。

ユーティリティ・帳票インターフェース・周辺システムインターフェース

主要なIBMおよび他社のユーティリティ代替方式、帳票システムや周辺他システムへのインターフェース方式について、E@MSのベースモジュールをテーラリングして提供します

特徴

特徴1. マルチプラットフォームに対応/クラウド基盤への移行も

サーバ仮想化・クラウド基盤への移転にも対応できるよう、フレームワークの動作環境前提ミドルウェアは極力マルチプラットフォームで動作するものを選定しています。APIの開発言語は、JavaやC言語を利用し、DBMSはOracle,DB2から選択可能など、スタンダードなシステム基盤を採用していますので、レガシーアプリケーションのリホスト環境としてだけでなく、次世代のオンプレミス開発環境としても活用できます。
(マルチプラットフォーム)レガシーマイグレーション・フレームワーク

特徴2. ビジネスロジックとミドルウェアとのIO部分を疎結合に(アプリケーションソースの変更は最小限に)

レガシーシステムのモダナイゼーションにおいては、将来的にミドルウェア製品を変更したとき、アプリケーションの変更箇所を極力少なくするため、フロントエンド、データベース、帳票出力、その他ユーティリティのIO部分はできる限り疎結合になるように構築します。また、レガシーアプリケーションのリホスト(コンバージョン)においては、ビジネスロジックのコーディング修正を最小限にとどめるのが定石です。
これらの要求を実現するため、E@MS Seriesでは、DBアクセスや画面アクセスなどのコーディングをそのままに、オープンシステムミドルウェアでのエミュレーターを提供しています。ビジネスロジックからエミュレーターにはDBや画面、IOエリア毎の部品(DBIPARTS,BMSPATRS,PSBPCBPARTS)を介してアクセスします。
部品はジェネレーターツールで自動生成し、アプリケーションロジックはコンバーターツールで変換します。
(フレームワークの構造と周辺ツール)レガシーマイグレーション・フレームワーク

例) フレームワークの構造と周辺ツール

特徴3. 既存オープンシステムとの親和性に配慮

帳票システム、周辺システムはお客様が既に運用しているオープン系システムを活用できるようにファイル連携方式のインターフェースをカスタマイズします。(開発範囲はご相談ください)

対応するコンバージョンと動作環境(実績)


カテゴリリソースターゲット
プログラム移行 IBM-COBOL MF-COBOL
EASY CLASSIC EASY PLUS
EASY PLUS EASY PLUS またはMF-COBOL
PL/I MF-COBOL
DF SORT MF-SORTまたはDM-Express
JCL K-Shell
画面 MFS BMSとJSP
BMS BMSとJSP
データベース移行 IMS DB Oracle または DB2
CA-DATACOM Oracle または DB2
VSAM Oracle または DB2
トランザクション PROLOGのスキル要 一般的なSQLやPerlライクな記述
PROLOGのスキル要 一般的なSQLやPerlライクな記述

E@MSシリーズ名

動作環境

TCL Controll Library
JOB Controll Library

OS

・AIX
・Windows

DBMS

・Oracle
・DB2

開発言語

・K-Shell
・C

変換言語

・MF-COBOL
・MF-SORT,DM Express
・Easy PLUS

Web-CICSフレームワーク

Webサーバ

・WAS6.1~7.0

ブラウザ

・IE7.0~IE8.0
・開発言語

開発言語

・JAVA
・JDK1.5以上

※対応バージョン、制約事項はお問い合わせください

E@MS - Conversion Tools

E@MS Seriesを適用したプロジェクトを完遂する周辺ツール・ドキュメントを紹介します。

マイグレーション目的で利用

ツール概要
アナライザー

ホストの資源定義、アプリケーションソースコードを分析するツールです。
・資産棚卸
・コンバーター、ジェネレーターツールのインプットデータ作成

コンバーター

ホストのアプリケーションソースコード(COBOL,EASY,JCL)をE@MSの仕様にあわせて変換するツールです。

マイグレーション、保守目的で利用

ツール概要
ジェネレーター

データベース定義(DDL)、TxSeriesCICS資源定義、E@MSのインターフェース部品(DBIPARTS,BMSPARTS,PSBPCBPARTS)を生成するツールです。

環境設定書・操作手順書・変換仕様書など

ツール、ユーティリティをお客様にご使用いただく場合の操作手順書を提供します。

※文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります

導入事例

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