基幹系システムをオープン基盤へ

一般社団法人 岡山県農協電算センター様【導入事例】

レガシーマイグレーション オープン化

2007年度に完遂したオープン化事例をご紹介します。

プロジェクトの背景と狙い
  • 信用業務を全国統一システムに移行後、事業独自システムは脱ホストによりコストを削減する。
  • メーカーにとらわれないオープン系、組織内で開発・運用が可能なように環境を統一する。
効果
  • 顧客の要望に迅速、柔軟に対応できるシステム基盤と人材の確保
  • 健全な運営のための開発、保守、運用コスト圧縮
お客様の声 メーカ依存の言語(PL/I、ASSEMBLER)を用いてホストコンピュータで稼働していた数々の基幹系のシステムをオープン系にマイグレーションしたことで、システム運用経費の削減やオープン系システム技術要員の育成という目的を達成することができました。
移行イメージ

移行対象リソース規模

No.項目現行システム新システム規模(概数)
1 TPモニター(DC) CICS TXseries -
2 DB DB2 DB2 75
VSAM DB2 108
3 プログラム PL/I MF-COBOL 1,455
IBM COBOL MF-COBOL 537
CA Easytrieve Plus CA Easytrieve for UNIX 1,610
ASSEMBLER C 418
4 JCL JCL K-Shell 9,524
PROC K-Shell 34
プロジェクトの特徴
  1. パイロットを2段階(技術パイロット、業務パイロット)にわけ、品質を確保。
  2. 制御系開発ボリュームが多い分、多段階開発としたため、技術パイロット・開発完了後に再帰テストを実施して、品質を確保。
  3. オフショア活用によりASSEMBLER開発技術者、コンバージョン要員を確保。
システムの特徴

オンライン制御系システムリエンジニアリング

  • ASSEMBLERで構築された制御系がブラックボックス化
    ⇒ASSEMBLERを解析し、Cのプログラムに再構築。800本を解析、再構築必要なプログラム400本を特定して、再構築。

PL/IをCOBOLに変換

  • IBM PL/I→COBOLツールを利用し、ビジネスロジックはCOBOLに統一。

本事例の記事内容は掲載当時のものとなっております。

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