オープンサイエンスを促進する
研究データ管理用ストレージシステム「QRDM」を導入

国立大学法人 九州大学【導入事例】

国立大学法人 九州大学

IBM Storage製品で研究データの長期保存を実現

九州大学では、オープンサイエンスを推進する国の方針に従い、研究論文や根拠データの即時公開に向けたリポジトリを整備しているが、それ以外の日常的な研究データの管理は各教員に委ねていました。データ保全やセキュリティをより確かにするため、大学としてオンプレミス型の研究データ管理用ストレージシステムを導入し、教員の作業負担や責任の軽減を目指すことにしました。

導入にあたっては、大容量データの保管とコストバリューを両立した日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都港区虎ノ門、代表取締役社長 山口 明夫)のStorage製品(IBM Storage FlashSystem、IBM Tape製品など)を採用し、ファイル共有システム Nextcloudを組み合わせています。九州大学では、この「QRDM」により、オープンサイエンス実現に向けた第一歩を踏み出しましたが、今後も、研究データ管理・公開ポリシーに則って高度化を進めていく計画です 。



課題

課題から効果への矢印

効果

ソリューション

IBM Storage製品で構成される「QRDM」を他大学に先駆け構築

研究データ管理用ストレージシステム「QRDM」の概要

2022年10月に入開札を実施した結果、総合的に評価され複数社から選ばれたのが、エクサの提案でした。
エクサが提案したQRDMのシステムイメージ(概要)は下図の通りで、主要部はIBM Storage製品で構成されています。
QRDMシステムイメージ
【お客様概要】
国立大学法人 九州大学 様

東京、京都、東北帝国大学に次ぐ4番目の帝国大学として1911年に創立。学生約1万9,000人と教職員約8,000人(うち教員は約2,300人)が在籍し、12学部、19学府、国内最大級の大学病院や附属図書館などを運営する(2023年時点)。総合科学の中枢・実証実験拠点である「伊都キャンパス」、アジアにおける生命医療科学拠点「病院キャンパス」、先端科学融合拠点「筑紫キャンパス」、アジアにおける先端デザイン拠点「大橋キャンパス」の4つのキャンパスを保有し、それぞれ特色ある研究や教育を展開している。2021年に、今後10年間の方向性・方針を定めた「Kyushu University VISION 2030」のもと、“総合知で社会変革を牽引する大学”として社会・経済システムの変革を目指す。
所在地:〒819-0395 福岡市西区元岡744
URL:https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/

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資料では、インタビューした以下のような内容を掲載しています。

  • 導入の背景/目的
  • エクサに対する評価
  • 導入効果
  • 今後の展開

本事例の記事内容は掲載当時のものとなっております。

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