~サプライチェーンをどう評価する?KPI設計のポイントとは?~
サプライチェーン・マネジメントのKPI(Key Performance Indicator)としては、顧客要求納期遵守率、棚卸資産回転率、リードタイム、サプライチェーンROAなどがあげられます。そして、それぞれがトレードオフ関係にあり、いかにバランスをとるかが肝要です。
本セミナーでは、サプライチェーンのKPIを取り巻く昨今の課題、時間軸をもちこんだ、新たなKPIをご紹介します。
さらに、昨今の気候変動や地政学上のリスクの高まり、サプライチェーンの複雑化に伴い、従来の視点に加え、変化への対応力、持続可能性、環境配慮などの評価軸の重要性が高まっています。
このような変化が激しく複雑性の高いVUCAの時代、何を基準に、どうバランスをとって企業活動を遂行すればよいのかも含めてKPIを考察します。
開催概要
プログラム
14:00~14:15 主催者講演サプライチェーンにおけるKPI管理
KPIは判断基準の拠り所となる指標です。それが指標足りえるためには誰が、何を決めるのかを明確にする必要があります。
実際の経営は予測判断で行う場合がほとんどで、前月売上実績を見てから対策を考えるというようなPDCAで管理を行うのは手遅れになるリスクが大きくなります。
古新聞的なKPIもしくは無駄に詳細なKPIは労力の無駄遣いになるため、KPIは常に役立つかどうかを管理、場合によっては入れ替えをしていかなくてはなりません。
数だけ多いKPIは経営判断を誤らせる危険すらあります。サプライチェーンのケースに即して、どのようにKPIを設計していくか、経験を踏まえてお話しさせていただきます。
舟橋 知弘
株式会社エクサ
Smartマニュファクチュアリング開発部
14:15~14:35 特別講演 SCMのKPIに時間軸を持ち込む「面積原価管理」
SCMは1982年にK.R.オリバーによって初めて提唱された概念で、既に40年の歴史があります。すっかり枯れきった考え方で、もう新しい概念が生まれる余地などないように思えます。
その一方で、SCMには解決できていない多くの課題が残されています。
欠品と過剰在庫、製造ロットサイズの決め方、安全在庫量の設定、リードタイム短縮効果をどう評価するか、最適なグローバルSCの設計、・・・などです。
現状これらの課題に対して、試行錯誤的な取り組みが延々と繰り返されています。しかし、SCMの KPIに時間軸を持ち込むことで、この課題に答えを出すことができます。
本日は、面積原価管理の考え方をご紹介し、これらがどのように解決できるかをご紹介します。
小山 太一
コヒーレント・コンサルティング
代表
14:35~14:45 主催者講演エクサが提案するサプライチェーン管理 『一気通貫のPSI』を実現する先進SCPツールのご紹介
製造業を取り巻く環境は激しい変化の最中にあり、多くの企業がサプライチェーンに課題を抱えています。サプライチェーンの優劣は、企業の優劣に直結します。
では、こうした厳しい時代を生き抜くサプライチェーンのために必要な要件とは?
エクサは(サプライチェーンKPI評価の前段階として)「一気通貫で連携したPSI管理による俊敏かつ柔軟なコントロール」とそのためのIT基盤の整備こそが成功要因と考えています。本セミナーでは、SCM改革を支えるITソリューションとして国内外で高い評価を得ている「Kinaxis RapidResponse」をご紹介します。
藤本 孝弘
株式会社エクサ
Smartマニュファクチュアリング営業部
APICS CPIM certified
14:45~15:00 質疑応答
お問い合わせ先
〒220-8560 神奈川県横浜市西区みなとみらい4-4-5 横浜アイマークプレイス2F
TEL:0120-934-863
E-mail:sol-promo@exa-corp.co.jp
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