わずかなきっかけでサプライチェーンが崩壊し、これまでの常識や計画が通用しない。私たちは今、そんな脆く、予測不能な「BANI時代*」の真っただ中にいます。
このような時代を背景に、モノづくりの現場が抱える悩みは、もはや個別の課題に留まりません。需要の急変、供給網の混乱、熟練技術の継承といった問題が複雑に絡み合い、部門間の壁を越えた、しなやかで迅速な経営判断がかつてないほど求められています。
本セミナーでは、これらの入り組んだ課題を解き明かすエクサ独自の「DX処方箋」をご提案します。具体的には、グローバルで高い評価を得る“ナンバーワン”のソリューション群と、エクサ独自開発である“オンリーワン”のソリューションを最適に組み合わせ、唯一無二の価値を持つソリューション(One Solution)としてご提供いたします。
セミナー本編では、複雑な製品見積もりを迅速化する「Tacton CPQ」、変化に即応するサプライチェーン計画を実現する「Kinaxis Maestro」、製造ノウハウを形式知化する独自ソリューション「exa SPBOM Suite」、そして迅速な意思決定を支えるデータドリブン経営の基盤「SAP S/4HANA Cloud」。これらソリューション群が、DX推進ステップに合わせたジャーニーマップの形で、いかにして価値を創出するのかを解説します。
*BANIとは: 物事が脆く崩壊しやすく(Brittle)、将来への不安が蔓延し(Anxious)、原因と結果が単純に結びつかず(Non-linear)、理解が困難な(Incomprehensible)状況を示す、現代の混沌とした世界情勢を表す言葉です。

開催概要
日時 |
2025年11月19日(水) 14:00-15:30 |
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開催方式 |
オンライン配信 |
対象 | 製造業のIT、営業推進、設計、製造、SCM、経営企画、DX部門の方 |
参加費用 |
無料(事前登録制、申込締切2025/11/14) |
主催 |
株式会社エクサ |
定員 |
100名 |
備考 |
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講演プログラム/講演者
①オープニング

山口 哲也
株式会社エクサ
執行役員
エンタープライズ営業本部長
②Tacton CPQ
BANI時代の営業革新 ~顧客起点の提案力強化とマスカスタマイゼーションを実現するTacton CPQ~
製品の複雑化とバリエーション増が加速する現代の製造業では、市場の不確実性が高まるBANI時代を背景に、マスカスタマイゼーションが避けて通れない重要戦略となっています。しかし、営業現場では、「顧客ニーズへの個別対応力」が強く求められる一方で、カスタム製品の見積もり・設計に多大な工数を要し、リードタイムの長期化、属人化、見積もりミスの発生が、成長を阻むボトルネックとなっています。本講演では、CPQ分野(※)をリードするソリューションTacton CPQを活用した営業改革をご紹介します。
※CPQ(Configure/Price/Quote)とは顧客のニーズに合わせ、製品の最適な構成(Configure)を選択し、それに適切な価格(Price)を算出し、迅速に見積書(Quote)を作成する一連のプロセス、およびそれを支援するITソリューション。

山田 倫太郎
株式会社エクサ
エンタープライズ営業本部
インダストリーソリューション営業部
③Kinaxis Maestro
サプライチェーンに敏捷性と強靭性を ~不確実な時代を勝ち抜く「羅針盤」 Kinaxis Maestro~
BANI時代の到来により、サプライチェーンは不確実性を増し、その対応は困難を極めています。今やサプライチェーンは、企業の収益性、成長性、そして事業継続性そのものを左右する経営の中核課題となり、多くの企業にとって敏捷性(Agility)と強靭性(Resilience)の両立が急務のテーマとなっています。この実現に不可欠なのは、変化の兆候をいち早く察知し、関係者でのコンカレントプランニングにより、サプライチェーン全体のオーケストレーションを生み出し、最適な次の一手をより早く導き出すことに他なりません。本講演では、サプライチェーン計画領域のナンバーワンソリューションである「Kinaxis Maestro」が、いかにしてこのプロセスを実現し、ビジネスを成功に導く「羅針盤」となるのかをご紹介します。

齋藤 正樹
株式会社エクサ
エンタープライズ営業本部
インダストリーソリューション営業部
④exa SPBOM Suite
製品バリエーションとタイムリーなBOM生成・変換で競争力向上 ~exa SPBOM Suite~
BOMはものづくりの要です。予測不能なBANI時代では、変化を前提としたモノづくり体制が不可欠です。一方で、増大する製品バリエーションのBOMをタイムリーに用意することが難しくなってきています。従来の静的なBOMとは全く異なるエクサ独自のアプローチによって、多品種と短納期のジレンマや、複雑な目的別に相違するBOMの取り扱いを解決します。

遠藤 俊介
株式会社エクサ
エンタープライズ営業本部
インダストリーソリューション営業部
⑤SAP S/4HANA Cloud
データで未来を語る経営へ ~SAP S/4HANA Cloudとエッジソリューションが繋ぐ、製造業のDX戦略~
予測不能な市場の変化は、常に「現場」から始まります。この重要な兆しを捉え、迅速な意思決定に繋げるデータドリブン経営を実現するためには、現場の一次情報を遅延なく経営判断に活かす「ダイレクトな情報連携基盤」が不可欠です。その中核を担うのが、SAP S/4HANA Cloudです。本日は、弊社の製造業ソリューションで得た現場データを、経営のコアであるSAP S/4HANA Cloudに連携することで、組織全体の状況を即座に把握し、俊敏な経営を実現する最新アプローチをご紹介します。

古川 孟琉
株式会社エクサ
エンタープライズ営業本部
インダストリーソリューション営業部
⑥クロージング

田口 貢
株式会社エクサ
エンタープライズ営業本部
インダストリーソリューション営業部 部長
お申込みから受講までの流れ
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株式会社エクサ
〒220-8560 神奈川県横浜市西区みなとみらい4-4-5 横浜アイマークプレイス2F
E-mail:sol-promo@exa-corp.co.jp
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