
女性活躍座談会

活き活きと働き、
心豊かに生きる。

TALK MEMBER

草苅 葵
KUSAKARI AOI
2010年入社
金融営業本部
第2営業部
営業として、保険/決済のお客様やソリューションを担当しています!

矢部 桃子
YABE MOMOKO
2007年入社
エンタープライズ開発本部
Smartエンゲージメント開発部
Webアプリケーションを中心にシステムエンジニアとして仕事をしています!

山口 幸恵
YAMAGUCHI YUKIE
1999年入社
基盤システム本部
ソリューション基盤技術部
システムを支える基盤のシステムエンジニアとして仕事をしています!



PART 1
エクサってどんな
雰囲気の会社?
入社動機と仕事の魅力
山口 まず、仕事の面白さについて話をしたいと思います。 矢部さんいかがですか。
矢部
私は、システムエンジニアとしてプログラムを作ること自体がすごく楽しいんです。
自分で設計したものをプログラムにして形にすることに面白さを感じています。
プログラムやシステムを作るときには、お客様や開発といったいろいろなチームが一緒になって、どんなものを作ろうかと考えます。
それが形になって、実際にお客様に使っていただける。そこに立ち会えた時に、すごく充実感を感じます。
草苅 私は営業なので、プログラミングについて具体的なイメージが湧かないんですが、矢部さんは大学時代からプログラミングの勉強をされていて、将来はシステム開発に携わりたい、と考えてエクサに入社されたんですか。
矢部 大学でプログラミングを少し学んで、漠然とした魅力を感じていたんですが、就職活動の際にエクサが作ったシステムが使われているところを見せてもらう機会があって、こんなものを作っている人がいるんだ、ってちょっと感動したんです。 この会社に入りたい、と思いました。 それが入社のきっかけです。
草苅
楽しそうだ、と思って入社したら、実際に楽しかったわけですね。
山口さんはいかがですか。
山口
私は、ちょうどインターネットが世の中に流行し始めた頃に就職活動をしていました。
大学時代に出始めのインターネットを使って、大学間で交流をしていたんですが、離れた場所にいる人同士がコンピュータでコミュニケーションできるという魅力に惹かれました。
それがきっかけでITの世界で仕事がしてみたいと思うようになって、システムエンジニアを目指しました。
矢部 すごいですね。IT業界がもっともっと膨らんでいくんじゃないかという可能性を感じて入社されたんですね。 ITの世界は次々に新しい技術が出てきますよね。 学び続けることは、大変だなと感じますか、それとも楽しいと感じますか。
山口 私は、仕事はどんどん新しいことをしていったほうが刺激があっていい、と考えるタイプです。 システムエンジニアを選んだのも、何かひとつの仕事を覚えてお終いではなくて、新しいことを学び続けられるところに魅力を感じたからです。
矢部 確かに、そこは魅力ですね。 私も働いているなかでいろいろなことを学ぶことができることが楽しいですね。
草苅 私は営業だからかもしれませんが、新しい技術や考え方が次々に出てくることは、少し怖いことでもあります。 勉強することが増える一方なので、何かドキドキします(笑)。
矢部 そういうこともありますね。難しいですね。
山口 草苅さんは、エクサのどんなところに魅力を感じて入社されたんですか。
草苅 私はもともと人と話すことが好きで、なんとなく営業職を選んでいました。 今、仕事をしていて感じることは、お客様とお話しするときに、知識があると話が盛り上がるんです。 逆に知識がないと盛り上がらない。 自分が勉強したことがちゃんと会話になっている、と感じると何か楽しい。 そんなふうに感じています。
矢部 すごい。
山口 やはり、営業さんがいないと成り立ちませんからね。
草苅 そうですよね。頑張って営業します。
職場の雰囲気
草苅 私が就職活動をしていた頃は、エクサは「あったかいIT」というキャッチフレーズを展開していて、風通しがいい社風だと聞いて入社を決めました。 入ってみて、周りの人とたくさんコミュニケーションをとって、仲がよくて雰囲気のいい会社だな、と思っているんですが、皆さんはいかがですか。
矢部
私もそう思います。
上司や同僚と話しやすいですし、雑談することもよくあります。
エクサは人数も多いので、いろいろな部署に分かれているのですが、仕事では一つの部署に固まらないで、協力し合うこともよくあります。
いろいろなところに行ってコミュニケーションをとったり、営業さんともお話しできるので、風通しはとてもいいと思います。
まさに「あったかいIT」(笑)。
草苅
風通しがいいといえば、私は入社してからエンタープライズビジネスユニットという製造業や流通業のお客様向けの部署にいて、いまは金融ビジネスユニットに異動しています。
いろいろな体験をさせてもらえるところも、風通しのいいことの一つの表れかな、と思うのですが、矢部さんはそんな経験はありますか。
矢部
4年ぐらい前に本社オフィスを移転したんですが、その移転の担当をした経験があります。
どうしたら部署間の風通しをよりよくできるか、がテーマでした。
前のオフィスは部署ごとに3階に分かれていたんですが、移転でワンフロアになることもあって、席を自由に座れるフリーアドレスにして、真ん中にソファーやカウンターの席を作りました。
皆が集まって一緒に仕事をしたり、リラックスできるような空間をテーマにオフィスを作りました。
草苅
矢部さんはシステムエンジニアとして働かれていると思いますが、オフィス作りは全然違う仕事ですよね。
部署を異動されたということですか。
矢部
そうなんです。
移転の間は人事部に所属していました。
その仕事で知り合いが増えましたし、皆がどうやったら働きやすいのかということを、会社は常に考えているんだな、と感じられて、貴重な体験でした。
山口
ITの会社ということもあるかもしれませんが、オフィスが新しくなって、通常のスペースもあれば、窓に面して集中して仕事ができるスペースもあり、コーヒーを飲みながらコミュニケーションをとれるスペースもある。
1日の流れのなかでそのときの気分や仕事の内容によって、自由に働きやすい場所を選ぶことができるオフィスになっていますよね。
きれいだし、素敵だなと思っています。
矢部 そういってもらえると嬉しいです。
草苅 矢部さんたちの思惑通りなのかもしれませんが、その日自分が選んだ席に着くまでにいろいろな人から声をかけられて、無駄話がはずんでしまいます。
矢部
それを意図していたんですよね。
自分の席が固定で決まってしまうと、席の周辺の人と話すだけで帰る、ということになりますよね。
部署に関係なくいろいろな人と話ができたり、歩きながら挨拶して、ちょっと会話ができるようなオフィスがいいな、と企画しました。
草苅 皆、策略にはまってます(笑)。


PART 2
自分らしく働こう!
仕事と子育ての両立
矢部 エクサは女性が活躍できる企業ランキングにランクインしたこともありますが、どういうところが活躍できる、働きやすいと感じますか。
山口
入社したときから感じていたんですが、部署のなかに1人か2人、常に子育て中のパパやママがいるんです。
ですから、私自身も結婚して子どもが生まれてもエクサで働き続けることをとても自然なことだと思っていました。
育児や介護といった社員のプライベートの事情があっても、すごく働きやすい会社だと思います。
最近、男性の育児休暇が話題になっていますが、エクサはかなり前から男性の育児休暇の取得率が高くて、毎月の社内の人事報でも、よく男性社員の方が育児休暇を取っていますよね。
男性の育児休暇や女性の働きやすさといったことについては、以前から世の中の一歩先に進んでいる印象があります。
矢部 子育てや介護がある方に休みが取りやすくなっていますよね。
草苅 そういう局面で、制度を活用して仕事を続けられる環境があるからこそ、輝いて、活躍し続けられるのかなと感じます。
矢部
私は子どもが3人います。
産休と育休を3回取って、その都度、しっかり戻ってきました。
休んでいる間も上司と定期的にやりとりをして、自分の働きやすいタイミングで復帰しました。
山口 エクサは上司の理解がありますよね。
矢部
上司にお願いして、育休の期間を少し延ばしてもらったこともありました。
個人の状況を理解していただいて、仕事を調整してもらえました。
本当に上司に恵まれていると思います。
山口 草苅さんは復帰する時、どんな感じでしたか。
草苅
私はすぐに復帰してしまったので、相談とかコミュニケーションといったことはありませんでした。
戻ってきちゃった、という感じでした(笑)。
矢部 自然に戻った、という感じ。
草苅
そうですね。
仕事を辞める、という発想がありませんでした。
それは皆さんのような先輩がいらっしゃるからなんですよね。
仲間と共に成長する
矢部 実際復帰してみて、子どもが生まれたことで働き方が変わったと感じることはありますか。
草苅
子どもが急に熱を出してしまう、ということに対応しなければいけないので、働き方は変わったと思います。
周りと共有しながら、理解してもらいながら働いています。
矢部 周りと情報共有して、フォローしてもらいながら、助けてもらいながら、ですね。
草苅 会社からもフォローしてもらっています。それがないと、仕事を続けることは難しいですよね。
山口
確かに、子どもが小さいうちは急に体調を崩したりして、仕事を休まなければならないこともありますよね。
子育てをしていると、そんなときのために普段から職場の人たちとチームワークをよくして、人間関係を築いておくなど、両立するためのテクニックが磨かれますよね。
私も、仕事と子育ての両立をするためには、自分の仕事の内容をチームの皆に常にオープンにして、何かあったときに休んだり、早退したりできる環境を自ら作る努力をしてきました。
今になって思えば、この習慣のお陰で、仕事の進め方について成長できたというか、役に立っていると感じます。
矢部 仕事をしていくうえで、技術とか、自分がしていることの情報を周りと共有することは大切ですね。
草苅 自分にしかできないこと、なかなか共有できないこともありますよね。 自分のスキルアップもしつつ、共有もする、ということですか。
山口
そうですね。
自分自身がスキルアップをしながら、それをできるだけ周りに伝えていって、周りと共有することで全体がレベルアップできる。そんな環境を皆で作っていくことが大切だと思います。
そして、自分はまた新しい仕事にチャレンジする。
私自身、そのようにして仕事をしてきたのだと思います。


PART 3
出会いを楽しもう!
私の出会い
草苅
入社してからいままで、プロジェクトのなかや社内で、いろいろな人と出会われてきたと思います。
そのなかで、印象に残っていたり、影響を受けた人はいますか。
山口 私はいろいろなチームで仕事をしてきましたが、そのすべてで、この先輩はすごいな、とか、こんな上司になりたいな、という人が必ず1人はいました。
草苅 すごいことですね。
山口
時にはお客様の場合もあります。
人間性が素晴らしいとか、よくこんなアイデアが出るなとか、話が上手だとか、それぞれの人に尊敬するところがあって、その時々に、こんな人になりたいと思いながら仕事をしています。
草苅 なかでも、あんな人になりたいと思われた点を具体的に教えていただけますか。
山口
システムエンジニアにとって技術は大切ですが、システムは人が作っていくものです。
アプリケーションを作る人、基盤インフラを作る人、そしてお客様。
いろいろな人たちを巻き込みながら、その橋渡しをするタイプの方がいて、すごいなと思い、自分もそのようになりたいと思いました。
草苅
その方はコミュニケーションが上手なんでしょうね。
矢部さんはいかがですか。
矢部
尊敬する先輩方はたくさんいます。
私は、自分の興味がある小さな範囲を意識してしまうことが多いのですが、本当にすごいな、と思った人たちは視野が広くて、全体を見ているんです。
プロジェクトを進めるなかでも、全体を見て、困っている人に声をかけてくれるんです。悩んでいることについて、この人が詳しいよ、とか、この部署が得意だから、一緒に巻き込んでやっていこうとか。
そうやって人と人をつなげていける人は、本当にすごいなと思います。
草苅
人脈と知識が豊富なお二人にとっても、そんなにすごい先輩がいるなんて、驚きです。
本当ですか?(笑)
すべての上司の人たちを尊敬している、という感じですか。
矢部
皆というわけではありませんが(笑)。
それぞれ得意なところがありますから。
本当に技術を突き詰めていて、この人に聞けば何でも分かるようなタイプの方もいます。
それはすごいことだと思います。
私は、マネージメントとして全体を見て、お客様とのやりとりを進めていくタイプの先輩に影響を受けたと思います。
草苅
疑った割に(笑)、私も出会う人にいろいろとすごいなと思うことがあります。
いま、大きな案件の提案書を書いているんですが、営業の先輩が、資料を作ることがすごくうまくて、もうすごく尊敬しています。
目先の話ですが、すごく影響を受けていて、いまはその先輩を目指して奮闘している日々です。
矢部 傍で一緒について仕事の仕方を見ていけるのはいいですよね。
山口 そういう人がいると、ああいう風になろうという張り合いがあって、仕事が楽しいですよね。
草苅 そうですね。 自分がそうなれるといいですが。
矢部 なれますよ!
学生さんへのメッセージ
矢部 最後に、学生さんへのメッセージとして、ご自身が生活や仕事のなかで大切にしていることを教えてくださいますか。
山口
私は常に自分が何をやりたいのかを考えて、やりがいを見つけて楽しく仕事をしようと心がけています。
仕事を選ぶ上でも、自分は何をやりたいかを大切にしていただければ、と思います。
矢部
私もそう思います。
楽しいことややりがいを大切にするといいですよね。
私も仕事が楽しいなと思いますし、家族も大好きなので、両方とも楽しんでいきたいと常に思っています。
草苅
いろいろ選択する場面がたくさんあると思います。
自分なりに考えに考え抜いたうえで、納得のいく選択をしてほしいです。
オンとオフのバランスのとれた、楽しい生活を送るようにしてほしいな、と思います。
草苅 今日は皆さんとお話しできてとても楽しかったです。ありがとうございました。
矢部・山口 ありがとうございました。