WordPressのコンテンツ管理機能を徹底分析

2019.08.28  株式会社エクサ

世界的に高い人気を集めるブログ構築ソフトウェアのWordPress。オープンソースソフトウェアなので無料で導入でき、豊富なテンプレートによって様々なデザインを適用できることが大きな魅力です。世界中のWebサイトのうち、30%以上はWordPressを使って構築しており、ブログやホームページの運営を検討する際は、真っ先にリストにあがるようなソフトウェアです。

参考資料:WordPressの市場シェア(2019年):Kinsta

本稿では、そんなWordPressで何が出来て、何が出来ないかについて解説しています。ブログを開設したり、ホームページを作ったりしたい、そのためにはWordPressがおすすめって聞いたけれど、何ができるの?と疑問に思っている方は、是非参考にしてください。

WordPressの特徴

WordPressはCMS(Content Management System:コンテンツ管理システム)の一種であり、最大の特徴は「無料で使用できること」です。オープンソースソフトウェアのCMSは他にも提供されていますが、その中でもWordPressは群を抜いて人気があり、その理由は下記の通りになります。

  • HTML・CSSの知識が乏しくてもブログ記事を投稿できる

  • テキストに限らず画像・動画も管理して適切に表示できる

  • プラグインが非常に豊富で気軽にカスタマイズできる

  • 有料テンプレートでデザイン性に優れたWebサイトが簡単に作れる

  • 世界の有名企業も使用する信頼性がある

  • WordPressを使ったサービスを展開するWeb制作会社もある

  • レンタルサーバーのサービスパックとして含まれているプランもある

この他にもWordPressのメリットを挙げればきりがないでしょう。世界的に絶大な人気を集めているのには、それだけの理由があるのです。

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WordPressで出来ること

それでは、具体的にWordPressでは何が出来て、何が出来ないかについての解説に入ります。まずはWordPressで出来ることから。

①Webサイトの構築や記事の執筆が簡単に行える

WordPressでは、WordPressファイルをWebサーバーに配置するだけでWebサイトを構築できます。レンタルサーバーを利用すればクイックインストール機能を使ってWebサイトを構築できるので、ファイルのアップロード操作等も不要です。Webサイトの細かい設定に関しては管理画面から行えるので、Web構築の知識が無くてもWebサイトが簡単に作れます。

記事執筆に関しては、通常HTMLやCSSを使用してテキストを装飾し、記事を見やすいように工夫します。一方、WordPressでは執筆するだけでHTMLタグ等を自動的に挿入してくれるので、簡単に見やすい記事を作成できます。

②Webサイトを自由にカスタマイズできる

WordPressではWebサイトのコンテンツをそのままに、デザインだけを簡単に変更できます。テーマと呼ばれる機能があり、WordPressの公式のものだけでも5,000以上のテーマが用意されています。テーマには無料のものと有料のものがあり、有料のものはデザイン性が高かったり、記事の装飾機能と読まれやすくしたりするための機能が充実しており、本格的にブログ運営をしたい方におすすめです。

はてなブログやFC2ブログ等の無料サービスでもデザインの変更や有料テーマの購入はできますが、WordPress以上のカスタマイズ性は持ち合わせていません。

③充実したプラグインで機能を拡張できる

プラグインとは、標準機能とは別に新しい機能を追加するためのプログラムのことです。WordPressにプラグインをインストールすることで、新しい機能を簡単に追加できます。WordPressには50,000以上のプラグインが用意されているので、特別な知識や技術がなくても、簡単に機能を追加できます。もちろん、プラグインを使用しなくてもソースコードを追加することで、好きな機能の追加も可能です。

④複数担当者でWebサイトを同時に管理できる

企業Webサイトでは複数担当者で運営を行っていくケースがあります。その際も、WordPressなら各担当者の権限を自由に設定して、作業を分担しながら運営を行っていけます。記事執筆担当者、記事投稿担当者、記事承認担当者、デザイン管理担当者など役割に応じた権限を設定できるため、トラブル無く運営が可能です。

⑤目的に応じたWebサイトが作れる

WordPressはブログ構築ソフトウェアとも呼ばれていますが、実際にはブログだけでなく企業の公式ホームページやECサイト、予約サイトや掲示板サイト等も作成できます。目的に応じて適用するテーマやインストールするプラグインを変更するだけで、それらのWebサイトを簡単に作成できます。

WordPressで出来ないこと

次に、WordPressで出来ないことについて解説していきます。

①完全に無料でWebサイトを運営できるわけではない

WordPressは方法によっては、完全無料でWebサイトを運営することができます。しかし、企業が運営するWebサイトや、個人が利益目的で運営するWebサイトを構築する場合は、レンタルサーバーの契約や独自ドメインが必要です。年間費用は高くありませんが、確実にお金がかかります。

加えて、無料で使用するWordPressには、プラグインがインストールできない、デザインが制限される、広告が貼れない等のデメリットもあります。オープンソースソフトウェアといっても完全に無料ではないので注意しましょう。

最初は無料ブログよりもアクセスが集まらない

実は、はてなブログやFC2ブログなどの無料サービスに比べて、WordPressはアクセスが集まりにくいという特徴があります。前者の無料サービスは大本となるドメインに価値があるため、ブログ開設初日からアクセスが見込めます。しかし、WordPressで作成したWebサイトではドメインにまだ力がないため、検索エンジンがブログを認識しません。

安定的にアクセスがされるようになるまでには最低でも3ヵ月程度を要するので、中期的な視点でWebサイトを運営していく必要があります。

③WordPress=Webサイトで利益が出るわけではない

WordPressでブログ等を運営している企業や人は、そこから簡単に利益を捻出しているように感じます。しかし実際には、SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)やマーケティング活動、Webサイトと並行したSNS運用などさまざまな努力があります。WordPressを使ってWebサイトを運営すること自体が利益を生むわけではないので、誤解しないよう注意しましょう。

まとめ

いかがでしょうか?WordPressを使用する際は、出来ることと出来ないことをしっかりと理解した上で、導入を検討しましょう。

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