第2回 なぜ今PIMに取り組むべきなのか?

2019.07.18  株式会社エクサ

ダウンロード限定特典:[番外編] SEが語る
【PIMプロジェクトにおける勘所】

「連載コラム B2Bビジネスの新常識【PIM徹底解説】」全編に加え、「PIM構築を経験したSEが語る 【PIMプロジェクトにおける勘所】」とPIMの必要性を確認できる【7つのPIM導入基準】を収録

先輩Tの写真 こんにちは。
エクサでWebソリューションの営業を担当しております、Tと申します。
前回は後輩Eの体験談をもとに、そもそもPIM(Product Information Management)とは何かについて、お話させていただきました。まだご覧になっていない方は是非以下からお読みください。

第1回 PIMってなんだ??
https://www.exa-corp.co.jp/digital-business/blog/what-is-pim.html

今回は、なぜ今「PIM(商品情報管理)に取り組む必要があるのか?に焦点をあててお話したいと思います。

今も昔も本質的に重要なことは変わらない

鎌倉時代から江戸時代にかけて活躍した近江商人は「三方よし」を理念としていました。
「買い手よし、売り手よし、世間よし」つまり買っていただいたお客様も、売ったこちらも幸せに、そしてそのことによって社会も良い方向に導かれていくことがビジネスの基本である、と考えていました。
最近、ビジネスにおける「デジタルトランスフォーメーション(デジタル変革)」というキーワードをよく目にしますが、Wikipediaによると「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させるという概念である」とされています。
時を隔てても、ビジネスにおいて本質的に重要なことは不変である、ということでしょう。

先輩Tの写真
テクノロジーの進化で高度で複雑なことが高速にできるようになりましたが、
デジタルビジネスにおいても、こういった重要なことを見失わないことが一番大事な観点だと思います!


何を大事にすべきか

では、本質として企業が「大事」にしなければならないものは何でしょう?
実際に「モノ」を作って売っている企業であれば、大事にしなければならないもの、それは、まず第一に「モノ」を買ってくださる「お客様」、そして自信をもって世に送り出している「商品」だと思います。「お客様」にどれだけ自社の「商品」を知っていただくか、興味を持ち理解していただくか、ファンになってもらえるか、ということに企業は心を砕いていく必要があります。
そして、そこに必要なITは、そのための機能を提供し、関連データを管理するものとなります。
自社都合に根差したモノ売りから、顧客目線でのコト売り(付加価値、顧客体験等)へのビジネス変革を進めよう!と、叫ばれています。それは「モノ」がしっかりしているから「コト」を創造できるのだと思います。その大事な「モノ」である「商品」の情報が、お客様にいち早く、分かりやすく伝わるように、「コト」売りのような環境の変化に素早く柔軟に対応できるように管理されている必要があります。

先輩Tの写真
「モノ」である商品の情報を上手に伝えることができれば、
お客様は「コト」を想像できる!
家族の図

企業の現場の実態は?・・・

しかし、企業内の現場の実態はどうでしょうか。
例えばWebサイトでの商品情報の掲載・発信に関して、企業の担当者様からは、以下のようなお悩みをよく聞きます。

  1. 新商品の情報がタイムリーに提供できない
    例)お客様に買って頂くための情報が管理されておらず、都度Web担当者と商品担当者が検討して公開している。
  2. 推奨商品へ誘導できず売上増加に繋がらない
    例)推奨商品や後継商品などの情報が統合管理できておらず、お客様にうまく訴求できていない。
  3. 複数の組織やシステムが関連するため、業務が複雑
    例)チャネルごとに担当部署・システムが異なり、新商品発売/商品変更時にどのシステムにある情報をどこまで変更すればよいか分からず、更新確認作業に工数がかかる。
PCを抱える男

皆さんの会社ではいかがでしょうか。最も重要なことは、商品の情報をいかにお客様に分かりやすく、タイムリーに伝えるか。わかってはいるが、現実にはなかなか出来ていないケースが多いのではないでしょうか?

先輩Tの写真
現実と理想のギャップ・・・。
顧客接点となるチャネルや顧客ニーズにあわせた商品の多様化により、
商品情報の掲載・発信に関わる現場の運用は大変です!


企業を取り巻く状況はどうなる?・・・

次に、企業を取り巻く状況は今後どうなっていくのか、という観点で見てみましょう。
以下は経営層向けに実施しているアンケート結果の例です。

業界境界線消滅&双子変革要因の図
出典:IBMグローバル経営層スタディ-2015より
https://www-935.ibm.com/services/jp/ja/c-suite/

企業の経営層は、今後3~5年後には業界の境界線がなくなり、業界の統合・融合を強く意識しており、また、自社に最も影響を及ぼす外部要因として、テクノロジー、市場の変化をあげています。
実際、最近では異業種間コラボなどの話も多くなっています。自動運転技術の採用に向けた自動車業界へのGoogle参入、UberやAirbnbなどのテクノロジーの進化による業界再編、ポケモンGOの流行などが良い例です。

これら異業種間コラボに代表される新規サービスの特徴は、ある日、あっという間にサービスが立ち上がり、あっという間に世の中に拡がっていくことです。
もし、あなたの会社が自社で新規サービスを立ち上げるという話が出た場合、すぐにそのサービスを立ち上げることはできるでしょうか?他社が参入してきてから、あわてて立ち上げようとして間に合うでしょうか?責任者は誰ですか?どの部署が担当しますか?そして何をするにしても中心となるデータの整理・管理はできていますか?

先輩Tの写真
自分の会社だったら、事業部や情報システム部などあちこち社内調整して、
立ち上げに1年かかるだろうなぁ、なんて感じていませんか?


商品を扱っているのであれば、まずやることは・・・

我々のようなIT業界から見てもIT技術の進化は驚くべき速さで進んでいます。それがどう社会に貢献するのか、ビジネスにどのような影響を与えるのか、正確に予想するのはなかなか困難ですが、遅れをとらないように準備しておくことは出来ます。
テクノロジーの変化、市場の変化は、異業種からの参入等の脅威もありますが、より良いサービスがどんどん拡がっていく可能性を秘めていることも事実です。そういった視点で考えると、これからどんなサービスがでてくるのか、非常にワクワクします。より便利な世の中になるこれからの時代、ITを活用して、それに備える、そのための第一歩としてどの企業でも取り組めることがあると思います。
もしあなたの会社が商品を作り、お持ちであり、扱っていらっしゃる企業であるならば、現在の課題に対応し、将来の変化に備え、新たなビジネスに取り組むために、「商品」の情報を有効に発信・利用できる基盤を持っておく必要があると考えます。
企業のスタープレイヤーである「商品」、その情報を最大限に活用し、市場の変化に柔軟に素早く対応ができる基盤、それがPIMだと我々は考えます。

先輩Tの写真
まさに今、PIMを使って商品情報を整理・集約・管理し、
あらゆるチャネルやサービスに発信できるように備えておくことをお勧めいたします!

PIM導入で実現できる代表的な機能/サービスをまとめてみました。

PIMの図

PIMの機能・サービスの詳細については、PIM紹介ページをご覧ください。
https://www.exa-corp.co.jp/digital-business/solutions/pim.html

今回のコラムで、PIMに取り組むべき必要性について説明させていただきました。
冒頭で「三方よし」のお話をさせていただきましたが、近江商人は「始末してきばる」という理念も持っていました。
・始末してきばる
「始末」とは無駄にせず倹約することを表すが、単なるケチではなくたとえ高くつくものであっても本当に良いものであれば長く使い、長期的視点で物事を考えること。また「きばる」とは本気で取り組むこと。(Wikipediaより)
PIMが「本当に良いもの」かどうか、それはどういう状況でどう活用するかによります。「本当に良いもの」としてご活用いただけるように、私も「きばって」まいります!

次回コラムは、コンサル担当のNから
「PIMの効果は絶大!?でも投資対効果が伝わりにくい!どうやって効果を出せば良いのでしょうか?」を説明させていただきます。
執筆快調!近日公開!ご期待ください!

コンサル担当Nの写真
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