COVID-19が製造業にもたらした激震・・・
問われたサプライチェーンの対応力

サプライチェーン現場の混乱

COVID-19は、製造業のビジネス、とりわけサプライチェーンに甚大な混乱をもたらしました。

先が見通せないほどの急激な需要の減、海外サプライヤーからの部品供給ストップといった想定外の状況の中、経営層・生産・営業・購買といったそれぞれの立場の方々が社内だけではなく、お客様・サプライヤーとの情報収集に奔走し、不休の調整を強いられました。



経営層

大至急まとめてくれ
手を打つための材料をできるだけ早く正確に具体的に出してくれ
優先順位をつけてとりかかりたい
 

生産本部長

中国工場はしばらくSTOPと考えざるを得ない。
東南アジア工場の生産体制はどうなっている?
生産継続できるのか?
在庫は過剰になっていないか?
 

営業本部長

現況を踏まえた販売見込みをまとめなければ・・・
COVID-19の影響が小さい市場に販売をシフトして少しでもリカバリーをはかっていきたい
 

生産企画部長

生産計画をどこまでブレーキかけるのか判断が難しい・・・
部品を別工場と融通するにも何時どれほど必要なんだ・・・
 

購買部長

協力会社工場も甚大な影響を受けており、部品が予定通り納品されない可能性が高い
今後の見通しも現時点では出せないとのこと・・・
 

営業A氏

大口顧客への納期は、予定通りで大丈夫なんですよね?戦略案件ですので絶対死守してください
 

営業B氏

お客様とテレワークにて発注時期を確認中ですが、当面の費用支出をおさえる可能性もあり、現時点では何ともいえないとのこと・・・
 

計画担当C氏

EXCELバケツリレーでの人海戦術による数値集計では限界
テレワークで生産性が落ちていることも痛い

COVID-19対応事例のご紹介

サプライチェーン・エクセレントカンパニー3社のCOVID-19における優れたサプライチェーン対応をWeb会議で弊社営業担当よりご紹介します。
今後もいつ起こるかわからない感染拡大への備えとして、ご参考になれば幸いです。

COVID-19が引き起こした課題

COVID-19が引き起こした課題

  • グローバルレベルでの急激な需要減
  • 営業活動ができない
  • 自社工場の操業停止
  • サプライヤーからの部品供給STOP
求められるサプライチェーンの対応

求められるサプライチェーンの対応

  • グローバル全体の需要変動(市場/製品セグメント毎)をリアルタイムに捉え、即座に対応策を検討
  • 事業/財務計画へのインパクトの確認と着地点管理
  • 生産拠点の操業停止に伴う、限られたリソース下での優先順位をつけた需給調整
  • 部品供給STOPの影響把握、タイムリーな代替案検討
  • SCMを超えた対策の必要性検討(工場休業、人員削減、新規投資凍結、経費節減)
対応を妨げる要因

対応を妨げる要因

  • 需要把握には手作業に頼った集計オペレーションが必要。(メール、電話、EXCEL)
  • サイロ化された計画(販売/生産/在庫/調達/物流)では、日々変化する状況に合わせた計画の見直しができない。
  • 事業計画(金額)と需給計画(数量)が連携されておらず、金額ベースのインパクトも考慮した需給調整はできない。
  • 突発対応が多発している状況では、担当者の細かい意思入れが必要となるが現システムでは柔軟性のない硬直した計画調整しかできない。
  • 計画MRPの未整備により、生産拠点の休業やパーツ不足の際の生産計画への影響算出もシステム的に対応できない。

COVID-19対応事例

サプライチェーン・エクセレントカンパニー3社のCOVID-19における優れたサプライチェーン対応をWeb会議で弊社営業担当よりご紹介します。
今後もいつ起こるかわからない感染拡大への備えとして、ご参考になれば幸いです。

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