キャリアオーナーシップ経営に向けた取り組み

エクサは、中期経営計画（2021年-2023年）の人材育成戦略のひとつとして「キャリアオーナーシップの確立による働きがい向上」を掲げ、自ら学び貪欲に成長する自律型社員の育成に取り組んでいます。

目指すのは、 会社と社員がともに成長する魅力的なエクサです。

具体的には、行動規範の改定、全世代向けのプロティアンキャリア研修導入、全社員の学びのプラットフォームとしてのUdemy Businessの導入、1on1ミーティングによる支援などです。

今後のビジネスで求められる人材は「自律人材」であることが大前提となることから、「キャリアオーナーシップの確立によるエンゲージメント・働きがいの向上」を狙い、“プロティアンキャリア”の導入を決定し、2022年より、全社員（1,056名）向けeラーニングに加え、 189名を対象とした層別研修を実施しました。

その結果、社員意識調査の働きがいに関わる項目のスコアが上昇傾向にあります。

エクサでは2021年11月から全社員の自己研鑽のためのラーニングプラットフォームとして導入し、現在では全社員の99%がログイン済み、ここ半年は月平均利用率30%前後で推移しており、Udemy導入800社平均は20%に比べ高い利用率をキープしています。 社員が共通のテーマを学習するSIG（自主勉強会）を発足、部署や職種によって必要な講座を選定してまとめた独自の学習プログラムの作成など、Udemy上での自律的な活動が活性化してきています。

※Udemy Businessとは、世界中の実務家がスキルを共有し合う「学びのコミュニティ」で、各界の実務家たちが制作した講座のうち受講者数、評価など、一定基準を満たした約6000講座を登載しています。

エクサでは2019年11月から上司と部下の「質の高いコミュニケーション」を通じて社員の「主体性、創造性、情熱」を引き出す組織風土醸成を目的1on1ミーティングを導入しています。

現在では80%近くのラインマネージャーが1on1を活用しており、主に「業務上の課題」「キャリアプラン」に関する上司・部下の対話時間が増加して、社員意識調査では「所属長とのツー・ウェイ・コミュニケーション満足度」が向上しています。 さらに1on1におさまらず、1onNという活動に展開することで社員同士のつながりや一体感の醸成、イノベーションの創出の土壌づくりを推進しています。