
製造業に特化した拡張性の高いコンフィグレーターとして、業界をリード
Tactonは、2023 Gartner® Magic Quadrant™において、CPQアプリケーションのリーダーとして評価されました。(参考:https://www.tacton.com/ja/gartner-mq-2023/)
製造業に特化した次世代CPQ
TactonCPQは、工業製品や個別受注品などの製品構成や組合せルールが複雑な製品モデルでも容易にコンフィグレーションの仕組みを構築することができ、製品知識の少ない営業でもリアルタイムな見積作成を行うことを可能にします。
多言語対応や代理店向け設定も標準機能で搭載しており、自社営業マンだけでなくグローバルに跨る拠点や代理店などの販売チャネルにも展開いただけます。更に自社Webサイトへの組み込みも可能で、人を介さずにお客様に見積を提示することも可能にします。
見積~設計の全体効率化を実現するCPQプラットフォーム
TactonCPQは、製品構成の決定と見積資料の自動出力だけでなく、構成決定に基づいた部品表やCADデータ、図面等、設計情報を出力することが可能です。また、CRMと連携することにより、見積情報と案件情報を紐づけ、営業活動全体の高度化を実現することができます。製品の構成決定は、製品仕様データと組み合わせルールのインプットのみで完結するため、一般的なCPQの構築に必要なプログラミング開発を必要とせず、環境構築の容易性・構築後のメンテナンス性に優位性があります。
TactonCPQの特長

AI技術を活用した独自エンジン
TactonCPQの独自エンジンには、制約充足問題、一般的にCSPと呼ばれる複数の制約条件を満たすオブジェクトを特定するアルゴリズムが組み込まれています。このコンフィグレーションエンジンにより、複雑な製品であっても、一般的なCPQ構築に必要とされるプログラミング開発を行わずに非常に簡単で組み合わせ定義の設定でコンフィグレーションの仕組みを構築することができます。また、新製品/部品追加の際も、データ追加・ルール設定のみで容易に構築ができるため、拡張性にも優れます。

ニーズを入力し仕様誘導する
ガイド営業機能
TactonCPQに優先する仕様を入力することで、その仕様を満たす最適構成を絞り込むことが可能です。例えば、トラック製品の燃料タンクに充当する燃料の容量を入力すれば、それを満たす部品の組み合わせになるよう、TactonCPQが自動で構成を選択することができます。

3D形状・図面の自動設計
TactonCPQは各種CADシステムとの密連携により三次元形状や図面の出力が可能です。
この連携機能により、見積構成を決定すると同時に、その構成に対応したCADデータやレイアウト図面を自動出力することができるため、見積プロセスの中で自動設計を実現することができます。

3D、AR/VRでの製品イメージ確認
TactonCPQの対話画面上で仕様・構成を選択しながら、それに対応する製品イメージを3DイメージやAR・VRで視覚的に確認することができます。
これにより、顧客に具体的かつ説得力のある提案を行うことができ、認識のギャップを無くし、仕様変更のリスクを低減することができます。

自社Webサイト上で
見積コンフィグレーションを実現
TactonCPQの対話画面は自社Webサイトに埋め込むことが可能です。これにより、自社や代理店のHPやポータルサイト上でTactonCPQを活用することができます。Web上でTactonCPQを使い、エンドユーザーである顧客自身が見積を行うことができるので、営業コストの大幅な削減ができるだけでなく、Webによる集客が可能となります。

各システムとの連携
SalesforceやSAPなどの各種システムと親和性が高く、TactonCPQの見積情報と案件や納期の情報と連携することにより、営業活動の質向上を実現します。その他、独自に構築されたシステムともREST APIによりシームレスな連携を実現します。
複雑な製品モデルを
ノンプログラミングで簡単に構築・変更が可能
製品モデルの構築は、下記の手順になります。
1.製品・部品仕様データのエクセルファイルを読み込む
2.対話画面と各属性間の関係をドラッグ&ドロップで設定
上記の手順だけでプログラミングをすることなく製品モデルが完成します。
また、製品モデルの変更は、「①製品・部品仕様データのエクセルファイルを読み込む」で更新後のエクセルファイルを読み込むことで対応が完了します。
AI技術を活用したエンジンが最適案を探し出し、ダイナミックに提示
従来型のCPQでは、事前に定義した他階層のロジックツリーに沿って、上から順番に最後まで要件や部品を選択していかなければなりません。そのため、ユーザは求める解が見つかるまで途中の階層まで戻っては選択を変え、それでも解が見つからない場合はまた戻っては選択を変えるという操作を繰り返さなければならないことが多々あります。
ユーザは、途中階層の選択では「どちらでも良い」場合でも、何かを選択しないと進めないということになります。
最新式のAI技術を利用したエンジンを持つTactonCPQは、「重視/優先する要件や選択項目」を幾つか選択するだけで、エンジンが常に最適案(推奨案)を探し出し、ダイナミックに提示してくれます。(AI分野技術である「拘束充足問題(CSP)の解法」を応用)
つまり従来型のように何度も後戻りをしながら決められた順に全ての要件や部品を選択しなくても、ユーザにとって最も重要な要件や部品だけを選択すれば、それを満たす解を提示してくれるのです。
従来型CPQの操作手順では、その手間やストレスからユーザに嫌われますが、TactonCPQが実現するスムーズなユーザーインターフェースはユーザにとって直感的かつ使い易く、ユーザを自社製品や自社サイトに囲い込むことができます。