システム開発

品質管理支援

目的・概要

エクサでは、第三者視点でソフトウェア開発プロジェクトにおける成果物の品質管理を支援する活動(QAS:Quality Assessment Service)をしています。
活動を一言でいうとプロジェクトの「人間ドック」にあたります。対象プロジェクトの品質に関して懸念事項があれば、プロジェクトの要望に応じて必要な検査項目を実施します。そのうえで重大な病気を発見し、必要であれば品質改善策を提示します。また品質管理基準の策定から実際の計測、基準の遵守チェックを通じて、プロジェクトが病気にかかりにくくなるよう活動をしています。

活動内容

QASは数種類のメニューからなり、プロジェクトの品質要求に応じて選択・カスタマイズを行います。一定の評価期間後に、評価レポートやフィードバック会議を通じご報告する形をとります。現在提供しているメニューは以下となります。

GQM(Goal-Question-Metrics)分析

プロジェクトの達成目的(例:残存欠陥が問題ないレベルか把握したい)に合致した測定メトリクスを決定する技法です。計測する項目が決まっていない場合、最初に行う項目になります。

基本メトリクス計測

上記GQM分析で決定した、あるいはプロジェクトで計画しているメトリクスを実際にツール等を用いて計測し、評価します。

ODC(直交欠陥分類)

障害票やチケットなど、既存の欠陥情報を8つの属性に分解して評価する技法です。1990年台に米IBM研究所で生まれ、数多くのプロジェクトに適用されてきました。設計・開発工程とレビュー・テスト工程上の問題点を浮き彫りにし、対策を提案します。

欠陥モデリング

一つの欠陥に対してピンポイントで原因究明を行う技法です。欠陥エンジニアリングの成果から生まれました。いわゆる「なぜなぜ分析」よりも人に責任を求めず、客観的に根本原因を究明できる点で優れています。

残存欠陥評価

進行中プロジェクトの障害票などから、ツールを用いて残存欠陥数を予測します。

チケット分析

Trac, Redmineなどのチケット管理システムのチケットを分析し、品質傾向を可視化します。

プロダクト品質評価(Quality Inspection, QI)

エクサのこれまでの開発経験で培った検査技術に、日本IBMの品質検査技法(IBM-QI)を加えて発展させてきた品質検査サービスです。開発プロジェクトのプロダクト(設計書、プログラム)の品質をサンプリング検査することで、全体的な品質傾向を評価します。

エクサの強み

既定の品質管理項目だけではなく、プロジェクトの目的に沿った測定項目設定や、目的に照らしあわせた定量的・客観的な評価が得られる点が挙げられます。また、社外の品質管理研究活動に参加しているエンジニアが直接指導・実施しているため、最新の研究結果に基づく活動になっています。さらに、その活動の成果を再び社外研究活動に反映し、研究を進化させています。

QASサービスの実施タイミング

QASサービスの実施タイミング

クラウド開発環境・開発標準

目的・概要

通常、SIプロジェクトでは、設計書やプログラムを生産する活動、テストやレビューなどの品質を高める活動の他に、コミュニケーション環境、レポート環境、開発環境、テスト環境を整える作業がプロジェクト毎に必要となります。一般的にその環境構築は数日で終わるものが多いですが、関わる人数が多い場合、その工数は大きなものとなります。
エクサでは標準化した開発環境と最新のクラウド技術に、OSS(Open Source Software)を組み合わせることで、準備期間を短縮し、安価に組み上げる仕組みを各プロジェクトに提供しています。また、各種開発ノウハウを凝縮したアセット群、あるいは開発標準を全社横断で流通させることで各プロジェクトに蓄積したノウハウの展開をしています。その結果、エクサ製品、SIサービスの生産性、品質向上につなげています。



SE生産性向上のポイント

活動内容

WEB開発標準エコシステム(WebPot)

エクサではWEB開発標準として、通称WebPotと呼ばれる開発標準を提供し、お客様のご要望に応じてWEBアプリケーション開発時の標準として使用しています。

WEB開発標準エコシステム(WebPot)

関連ソリューション

継続的デリバリ環境(WebPot Collaboration)

開発時のコミュニケーションを促進するための環境(通称、WebPot Collaboration)を提供しています。本環境はCI、構成管理、バグ管理の三つの機能を統合しており、プロジェクト開始に最小限必要な成果物の共有とコミュニケーションのための環境を提供しています。

継続的デリバリ環境(WebPot Collaboration)

自動品質検査ツールによる品質確保

エクサでは、Java開発でよく利用するFindBugs、checkstyleに独自のレポート機能を追加したEJAQUET/E4Eを提供しています。一般的に、FindBugsは検出範囲が広く、メッセージが難解なため、チェック後に多くの人手による確認作業や作業指示が発生します。当社のEJAQUET/E4Eは、FindBugs、checkstyleを使ったソースコード解析の経験を元に、欠陥に独自の重要度を設定し、優先して解決すべき欠陥をあぶりだします。その結果、品質の高いプログラム製造につなげています。また、Java以外にもIBM COBOLに準拠したCHE-COBO、その他、商用/OSSを利用した欠陥検出ノウハウを活用したソースコード検査活動(QI)を行っています。

EJAQUETの出力結果

また、Java以外でもIBM COBOLに準拠したCHE-COBOや商用/OSSのソースコード解析ツールを使い、第三者視点でツール解析とソースコードレビュー結果をもとに欠陥の傾向を推測する活動(QI)も行っています。

自動品質検査ツールによる品質確保 1
自動品質検査ツールによる品質確保 2

開発・テストクラウドを使って開発・テスト環境を速やかに提供

エクサでは、開発プロジェクト用にOSSで構成したプライベートクラウドとSoftLayerを利用したパブリッククラウドの二種類のクラウド開発・テスト環境を提供しています。また、プライベートクラウドにはWebPot Collaboration、Selenium Grid、WindowsサーバOS、Redhat、Cent OSなどのテンプレートを用意しておりプロジェクトに応じた環境を提供しています。

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