COBOLソースコード解析ツール
CHE-COBO
CHE-COBOとは
CHE-COBO(Checker for COBOL Program)は、COBOLソースコードの静的解析を行うツールです。
弊社のCOBOL開発案件で蓄積した知見を基にしています。
検査結果は、バグとなり得る部分をCSV形式で報告します。また、各ルール検出数の集計結果をエクセルファイルで出力します。
主要機能と導入メリット
主要機能
バグとなり得る部分の検出
- 42個のチェックルール (ver2.01現在)
- 検査対象とするルールの選択が可能
導入メリット
アプリケーションの品質向上
- レビュー時間削減
集計結果を俯瞰することで問題の集中箇所を把握、対策要否・優先順位の決定や、詳細なレビューが継続的に必要な箇所の選別を補助 - 開発生産性向上
誤動作誘発の可能性がある記述を未然に発見する、同種の誤り記述を効率的に抽出する等により、不具合修正時間を短縮、本来の作業進行を促進 - COBOL開発初心者への教育効果
他の開発言語使用経験はあるがCOBOLには不慣れな開発者でも、コーディング規約に従った、動作不良を起こし難く読み易いコード記述を習慣化
対応COBOL
VS COBOL Ⅱ
動作環境
- Java実行環境 ver.5 以上
- Microsoft Excel (稼動実績2003/2010)
- Microsoft Windows (稼動実績 XP/7)
※検査対象ソースは、予めメインフレームからWindowsへの転送が必要です
利用している主なオープンソースソフトウェア
- JavaCC
- COBOL 85 parser for JavaCC
- Brute Force Preprocessor for the COBOL-85 parser
出力結果例(上:ソース毎のcsv、下:集計結果xls)


適用可能な検出ルール例
# | ルール名 |
---|---|
01 | 1つのソースコードに大量のテーブルを作らない |
02 | 巨大なプログラムを避ける |
03 | 巨大なセクションを避ける |
04 | モジュールにはコメントをつける |
05 | レベル01データ項目にPICTURE句を作らない |
06 | レベル66のデータ項目を作らない |
07 | レベル88のデータ項目を作らない |
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