【SCMセミナー】レジリエント&デジタル・サプライチェーンマネジメント(再配信)

終了 オンラインセミナー

~DXによるSCM成功事例~

ビジネス環境の不確実性増大、顧客のニーズ&チャネルが多様化する現在において、ビジネスモデルやサービスの再構築を行い、その土台となるサプライチェーンの物理・情報両側面での変革が求められています。

また、昨今のコロナなどの感染症・自然災害・地政学的事象などのリスクに加え、環境問題や経済安全保障への対応も、ビジネス参加・継続の前提となりつつあります。

不確実性の中にも、新しい時代が垣間見える今、SCMには何が求められるでしょうか?

SCMの高度化(柔軟性・俊敏性・持続可能性)にテクノロジーが欠かせない時代となって久しいですが、多くの日系企業におけるSCMのIT化の歩みは遅く、成長や戦略のかじ取りの足かせになるケースも見られます。

本セミナーでは、最先端のデジタル活用事例を交えて、SCMのリーディングカンパニーにおける現状と今後の方向性、およびそこに至るまでの歴史を振り返り、企業に求められる次のSCM戦略とそれを支えるテクノロジーについて考察を行います。

開催概要

日時 2022年10月19日(水) 14:00-16:25
会場

Webセミナーのため、お席やご自宅で受講いただけます

ブラウザを使用しますので、特別なアプリなどは必要ありません

参加費 無料<事前申込み制 申込締切:10月18日(火)12時>
参加対象 経営者、役員、経営企画、SCM、生産、IT・システム部門等のSCM/S&OP計画に携わる管理職の方々
共催 株式会社クニエ、株式会社エクサ
備考 ※ 同業他社様や個人メールからのお申込みの場合、受講をご遠慮いただくことがございます。
※ 申込多数の場合、抽選とさせていただく場合がございます。
※ 講演内容は予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。

プログラム


14:00~14:10 オープニング (10分)

笹川 亮平

株式会社クニエ


14:10~14:40 講演Ⅰ (30分)
「Sustainable Chain Managementの視点」

これまで、“需要の変動にいかに供給が追随できるか?”が、SCMの主要課題であり、多くの企業で”S&OP/製販計画”や”在庫適正化”が検討、導入されてきました。ところが、2010年以降、サプライチェーン分断などにより、需要や計画以前に、非常時の供給対応が頻発しているのが実態です。
他方、サプライチェーンリスクである“自然災害“は”気候変動”に起因しており、カーボンニュートラルの達成に整合しない製品や事業は市場に参入できないというゲームチェンジが始まろうとしています。
供給リスク、環境リスクへの対応など、今まさにSCMへの要求が変わる潮目において、新しいSCMに必要な視点をお伝えします。

吉岡 禎史

株式会社クニエ
SCMチーム マネージャー

電機メーカーでのグローバルSCM構築、海外駐在などを経て、コンサルタント業界に転身。
主に、需給運営、製販計画の導入・高度化など、10年以上SCMコンサルティングに従事。


14:40~15:10 事例講演Ⅰ (30分)
「ユーザー中心のバリューチェーンへの変革に向けた新たなビジネスモデル構築とシステム導入事例」

カシオ計算機では、ユーザー中心のバリューチェーン変革の一環として複数のコンポーネントを自由に選択することで、自分好みの G-SHOCKを作ることができるカスタマイズサービス「MY G-SHOCK」を自社サイトにてスタートしました。これを実現する上で必須となったのが、ECサイトと製造現場をダイレクトにつなぐBTO(Build To Order:受注生産)システムです。基幹システムで維持管理されている部品表データに対して、シンプルなマッピングルールを設定することでコンポーネント構成マスターを自動生成する仕組みを構築。受注(組み立て)可能なコンポーネントを即座にECサイトへ展開することで、MY G-SHOCKサービスにおける高度なユーザー体験を支えています。

上原 敬 氏

カシオ計算機株式会社
デジタル統轄部 エンタープライズシステム部 部長

1993年カシオ計算機株式会社入社。カシオグループ全体へのERP導入、グローバルPSI、サプライチェーンシステム構築を通じた業務改革等に従事。
現在はデジタル統轄部 エンタープライズシステム部に所属し全社横断でのデータ/デジタルを活用した事業変革の仕組みを構築中。


15:10~15:50 事例講演Ⅱ (40分)
「サプライチェーン不確実性への コニカミノルタ流 事業先読み型SCMの取り組み」

2020年に始まるコロナ禍によって、調達・生産・物流・販売と、サプライチェーンの不確実性が高まっています。これまでの常識が通じない中で、コニカミノルタが作ってきたSCMプラットフォームシステムをどのように改善し、見通しが難しい中で事業先読みを行ってきたか、事例をご紹介致します。

大原 守 氏

コニカミノルタ株式会社
SCM部 SCM企画グループ長

システムベンダーにて研究開発・製造業向けBPRサービス等に従事後、2014年コニカミノルタ株式会社入社。
以降、グローバルSCMプロセス基盤となるプラットフォームシステムの開発を通じたSCM改善を推進中。


平井 大介 氏

コニカミノルタ株式会社
SCM部 S&OP推進グループ長

2000年入社。入社以来、貿易・出荷実務、及び、BT製品需給調整に従事。米国販売会社SCM部門駐在経験を経て、現在は主に情報機器事業におけるS&OP運営・プロセス改善を推進中。


15:50~16:20 講演Ⅱ (30分)
「Agility:VUCA時代の製造業DXを成功に導く鍵 - ソリューション選択と構築方法の勘所」

様々なリスクに囲まれ、日々大きく変化するビジネス環境に対応し勝ち残っていくためにビジネスモデル変革が求められています。製造業におけるDX改革(DXジャーニー)を成功させるキーワードがアジリティ(俊敏性+柔軟性)です。当セッションでは、このアジリティ実現のためのデジタルサプライチェーンの基盤(プラットフォーム)である「サイバーフィジカルシステム:CPS(Cyber-Physical System)、デジタルツイン:DSCT(Digital Supply Chain Twin)」の構築について、および、今求められているソリューション構築方法の進化について、長年お客様のパートナーとして変革を共にしてきたソリューションプロバイダーの視点から考察します。

荒川 達雄

株式会社エクサ
Smartシステム開発本部 理事

1985年日本IBM入社、2011年日本IBMソリューション会社 執行役員に就任しSIおよびSOビジネスを統括。2016年日本IBM製造系子会社 代表取締役社長に就任。
2021年エクサ理事就任。製造業全般の業務・システムに知見があり、特にSCM領域でのプロジェクト経験多数。


16:20~16:25 クロージング (5分)

田口 貢

株式会社エクサ
Smartマニュファクチュアリング営業部 部長


お申込みから受講までの流れ

お問い合わせ先

株式会社エクサ セミナー事務局
〒220-8560 神奈川県横浜市西区みなとみらい4-4-5 横浜アイマークプレイス2F
TEL:0120-934-863
E-mail:sol-promo@exa-corp.co.jp

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