いまさら聞けない!デジタルマーケティングとは?

2019.07.18  株式会社エクサ

2013年頃から耳にするようになった「デジタルマーケティング」。今ではすっかり日本のビジネス環境にも定着してきました。その他にも「Webマーケティング」や「インバウンドマーケティング」など、インターネットを活用する企業を中心に「マーケティング」という言葉が多く使われるようになってきました。

それでは、デジタルマーケティングとは一体どういうものなのでしょうか?「インターネットを活用して行うマーケティング」と理解していても、具体的に何をするものなのでしょうか?どういった目的に対して効果的なものなのか?などの詳細な内容については、知らないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本稿では、デジタルマーケティングとは何なのか?その基礎から、Webマーケティングとの違いについて解説します。

デジタルマーケティングって、なに?

最初に、そもそもマーケティングとは何かを説明します。実は、いまさらなのですが「マーケティング(Marketing)」という言葉に合う正確な日本語訳というものは存在しません。ただし、以下のように文章で説明されると、マーケティングの本来の意味が理解できます。

<マーケティング(Marketing)>

商品やサービスをより多く、より効率的に売るために、市場調査とそれに伴う商品開発・販売活動を行い、顧客から得られるリアクションデータを分析して、数多の情報を商品開発・販売活動へさらに活かすこと。または、そうした「売れる仕組み」を作ること。

では、デジタルマーケティングとはどういう意味でしょうか?「デジタル」と付くのですから、インターネット上で展開されるマーケティングを表しているということは誰もが理解しています。理解のポイントは、マーケティングの範囲です。

一言にデジタルといってもその範囲は広く、Webサイト・ECサイト・SNS・スマートフォンアプリ・デジタルサイネージなど、最近ではオフラインに近い場所にもそのリーチを伸ばしています。デジタルマーケティングはこうした様々なデジタルチャネル(デジタルにおけるユーザとの接点)を活かして、統合的に展開されるマーケティングのことを指します。

さらに付け加えると、従来からあるマスマーケティング(テレビCMや雑誌広告など)とは異なり、マーケティングを受けたユーザからのリアクションデータをすぐに入手できるのも大きなポイントです。マーケティングから得られる様々なデータを分析し、ビジネスに活用できる情報に変換して、改善されたマーケティング施策へと繋げていきます。デジタルマーケティングでは、このサイクルを非常に早く回せることが利点です。

Webマーケティングとの違い

「Web(ウェブ)」とは「World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)」の略称であり、デジタル同様にインターネットそのものを表す言葉として使用されています。要するに「Webサイト」といえば「インターネット上で公開されているサイト」を指します。そのため、デジタルマーケティングとWebマーケティングは同義だと考えている方が多いのではないでしょうか。では、2つのマーケティングの違いについて確認していきましょう。

<デジタルマーケティングとWebマーケティング>

デジタルマーケティング
Webマーケティング
マーケティング媒体 Webサイト Webサイト
ECサイト (単体あるいは複数)
外部サイト
Eメール
SNS
スマートフォンアプリ
デジタルサイネージ
IoT
GPS
Beacon
動画配信プラットフォーム
POSシステム
用いられる施策 SEO SEO
リスティング広告 リスティング広告
バナー広告 バナー広告
ランディングページ ランディングページ
メールマガジン メールマガジン
SNSコンテンツ
SNS広告
アプリ広告
デバイスデータ分析
行動履歴分析
動画マーケティング
Etc...
ターゲット インターネットユーザー インターネットユーザー
SNSユーザー
アプリユーザー
街頭ユーザー
IoTデバイスユーザー
店舗訪問ユーザー
動画視聴ユーザー
具体的なゴール 問い合わせ (Webサイト上での)
申し込み 問い合わせ
購入 申し込み
などの具体的な 購入
アクションに加えて...
あらゆるデジタルチャネルから取得できるデータを統合・分析し、顧客の購買行動や趣味趣向、その他あらゆるインサイト(洞察)を得てビジネスに活用する

以上のように、デジタルマーケティングはWebマーケティングに比べて、かなり広範囲にわたるマーケティングだということが分かります。「Web」という言葉は確かにインターネットを表しますが、「Webマーケティング」というとWebサイトに限定したマーケティングを指すため、意味は限定的になります。

Webマーケティングは1つのマーケティング手法として確立されていますが、デジタルマーケティングを構成する手段の1つでもあります。

デジタルマーケティングはなぜ重要なのか?

デジタルマーケティングという言葉が普及し始めた当初は、「IT業界のよくあるバズワード(一時的に流行する言葉)」だというという見解が強かったものの、現在ではIT業界のみならず、すべての業界・業種において重視されています。デジタルマーケティングはなぜ、そこまで重要なポジションを獲得したのでしょうか?

大きな背景としてまずあるのが「スマートフォンの普及」です。2013年、日経BPコンサルティングが行った調査によるとスマートフォンの普及率は28.2%となっています。一方、2019年におけるスマートフォン普及率は82.2%となっており、わずか6年間で3倍近く増加していることになります。

<引用>
日経BPコンサルティング「スマートフォンの国内普及率は28.2% "携帯・スマホ流通マネー"は4兆円を突破!
ガベージニュース「スマートフォン所有率は82.2%にまで躍進(最新)

スマートフォンが爆発的に普及したことで、ユーザーのデジタル上における行動は激変しました。好きな情報をいつでも大量に入手できるようになったユーザーは、従来のマスメディアの情報を鵜呑みにすることなく、自ら情報を調べ、自ら整理・評価し、自分にとって最適な商品やサービスを探すようになりました。

従って、デジタルマーケティングによってあらゆるデジタルチャネルからユーザーとの接点を作り、チャネルごとで最適な対話をすることにより、マーケティング効果を上げることの重要性が急増したのです。

デジタルマーケティングは今後も、我々ビジネスパーソンにとって欠かせない存在になっていきます。その中で、どういったマーケティング施策が最適なのかを常に模索しつつ、最新技術や最新情報にアンテナを張り、競合の一歩先を行くデジタルマーケティングを展開することこそが、現代ビジネスを勝ち抜くための糧になるかもしれません。

まとめ

いかがでしょうか。スマートフォンの普及は確実に一般消費者の行動を変化させてきました。この行動の変化は、マーケティング 施策にも大きく影響を及ぼし、様々な手法が新たに生まれてきています。

また、よりテクノロジーとの連携が密接になっている領域の一つでもあり、ビッグデータ活用やAIといった最新技術の活用もマーケティング 領域では積極的に行われています。

今後、一層デジタルビジネスを加速させたいと考えるBtoB企業の皆様も、新たなマーケティング手法やツールを検討されているのではないでしょうか。

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