グローバルレベルでコンテンツ制作の効率化を実現

株式会社ニコン様【インタビュー】

株式会社ニコン
映像事業部
マ-ケティング統括部
第四マーケティング部
Eテクノロジー推進課長
大須賀了様

グローバルコンテンツ管理基盤を構築し、各国地域のコンテンツ品質を均一化

世界的な光学機器メーカーである株式会社ニコン様は、グローバルレベルでWebデザインを統一し、コンテンツ品質を均一化するために、グローバルなコンテンツマネージメントシステム(以下、CMS)を構築しています。このシステムは、ワールドワイドにWebコンテンツ制作のコスト削減やスケジュール短縮、コンテンツ品質の向上、及び情報セキュリティガバナンスに効果があり、企業ブランディングに大きく貢献します。今回は、構築の背景やポイント、構築後の効果について映像事業部マ-ケティング統括部第四マーケティング部Eテクノロジー推進課長の大須賀了様にお話を伺いました。

CMS構築の狙いを教えてください。

具体的には次の3点をワールドワイドに達成する事を目指しました。

  • Webサイトのコンテンツ制作に関する業務の効率化
  • 各国・各地域のコンテンツ品質の均一化
  • 情報管理レベルの向上

ではCMS構築が必要と考えた背景を教えてください。

ポイントは3つありましたね。

  • ワールドワイドでWebデザインが統一されていない

CMS構築前の2005年当時は、各国・各地域のニコンのWebサイトはデザインに統一感がありませんでした。そこでWebデザインを統一するため、本社でガイドラインを作成し、各国・各地域のWeb 担当部門に、ガイドラインに沿ったWebデザインに改修するよう要請しました。その結果、各国・各地域のデザインは、徐々に揃ってきましたが、ガイドラインによる統制にも限界があります。本社のガバナンスと各国・各地域のローカルマーケティング要求の双方をステップアップさせるには、新たなシステムも必要であると感じました。

  • プロセス管理が統一されていない

各国・各地域のプロセス管理、コンテンツ制作も、それぞれ独自で、行われていたため、類似のコンテンツを、各国が制作する無駄があり、品質も不揃いでした。そこで、プロセス管理を標準化して、出来るだけ不要な作業を省くことを考えました。

  • ユーザーごとのアクセス権限を管理する仕組みがない

コンテンツの制作過程で、承認プロセスが進むと、コンテンツにアクセスできる人も増えていきますが、CMS構築前はアクセス権限を管理する仕組みが体系的とは言えず、地域や案件によっては情報管理の徹底が難しい状況でした。

製品及びベンダー選定の決め手はどんなところだったのでしょうか?

  • 製品選定について

Interwoven社(現 Hewlett-Packard 社)の製品であったTeamSite(コンテンツ管理)、OpenDeploy(コンテンツ配信)、MediaBin(デジタルアセット管理)を選びました。ワールドワイドで実績があり、サポート体制が整っている製品であったことが選定理由です。

  • エクサを選んだ決め手について

当時、この製品の構築実績を持っている会社2~3社の中で、エクサさんは、経験が一番豊富で、ニコンと長年に亘る取引実績もあり、選定のポイントとなりました。

構築に苦労したのはどのような点でしょうか?

本社のガバナンスと各国・各地域のカスタマイズ要求を同時に満たすことでした。ニコンには、ヨーロッパ、アメリカ、アジア、中国、日本と、大きく分けて5つの販売拠点があります。それぞれの拠点には、担当地域を管理するためのヘッドクォーター(統括)機能があり、そこに我々と直接やりとりする担当部署が有ります。

  • 実は、スタート段階では拠点の担当部署のCMSによる効率化の改善意識やモチベーションはあまり高くありませんでしたが、拠点で管理する国や地域が増えるとともに、本社と同様の課題を意識するようになり、徐々にガバナンスの必要性を理解してくれるようになりました。本社のガバナンスと各国・各地域のカスタマイズ要求のバランスがとれるようになったのは、そのような共通意識が生まれ、コミュニケーションが円滑になった事が、大きいと考えています。
  • CMSの構築当時は年に数回、現地を訪問、「コンセプト」や「依頼事項」を説明し、また、東京でグローバル会議を定期的に開いて、CMS構築進捗状況の確認、Nikon、拠点双方の要求事項についてのディスカッションなどこまめにコミュニケーションをしました。

CMS構築後の状況、効果について教えてください。

  • CMS構築後の各国・各地域の状況

各国・各地域のコンテンツは、デザインが統一され、プロセス管理も揃ってきたため、制作業務が効率化され、品質も均一化されてきたと思います。また、アクセスコントロールも同様です。

  • CMS構築後の効果

コンテンツ制作にかかるコストの削減、時間短縮、品質の均一化、セキュリティレベルの向上が考えられます。中でも、効率化の効果が大きく、具体的には、誤りや過不足なく、かつ各国・各地域のマーケティング施策に基づいたページ生成が可能となり、Webページ制作を、データ登録からページ公開までワンストップで実行する事も可能となります。

今後の展開についてどんな計画をお持ちでしょうか?

  • パーソナライズ対応

まずは、マルチデバイス対応のワールドワイド展開を考えています。加えて、パーソナライズ対応も重要になってくると思っています。マイページというよりもう少し手軽なパーソナライズ化が良いですね。

  • お客様が求めているもの

Webサービスを提供する側から見ると、コンテンツのシンプル且つベーシックな部分に、お客様は共感を持たれているように感じます。Webサイトの立ち上げ当初は、賑やかさが喜ばれる時代だったかもしれません。しかし、今は、「使いやすい」、「わかりやすい」、「基本的な情報を簡単に見ることができる」などを、お客様が求めるようになっていると思います。

エクサに対する評価、今後のご要望について教えてください。

私が所属する部署では、Interwoven社(現 Hewlett-Packard 社)のCMS製品と言えば「エクサさんが強い」という印象を持っています。実際、エクサさんはCMS構築の経験、技術力が豊富で、かつ、丁寧な仕事をしてくれると評価しています。 今後もインターネットを活用するサービスや仕組みが重要性は増す一方ですが、これからもエクサさんのサポートには期待をしています。

記載されている会社名、製品名は各社の商標もしくは登録商標です。

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