デジタルビジネスの加速に向け、PIMソリューションをベースに販売チャネル基盤を刷新

株式会社サンワカンパニー様【導入事例】

増え続ける商品をスピーディーかつタイムリーに市場投入するための販売チャネル基盤確保

株式会社サンワカンパニー
  • 課題

    増え続ける商品をスピーディーかつタイムリーに市場投入するための販売チャネル基盤確保

  • ソリューション

    オムニチャネル・コマース・プラットフォームSAP Hybris Commerceを基盤としたPIM(Product Information Management:商品情報管理システム)ソリューション導入

  • 効果
    • 新商品のスピーディーかつタイムリーな市場投入による収益機会増大
    • 今後も増え続ける商品数を扱うために十分なパフォーマンスを備えた販売チャネル基盤の確保
    • 全社での商品情報共有により、業務間のすり合わせ工数を大幅に削減

商品数の増大に対応するため、ECサイトをはじめとする販売チャネルの基盤刷新が急務

住宅設備・建材業界の風雲児として知られるサンワカンパニー様。その変革へのチャレンジは2000年代の初頭にいち早くインターネット通販ビジネスに参入し、顧客にとってブラックボックスに近かった複雑な流通経路を透明化したことに端を発します。閉鎖的な業界の慣例を打ち破ってECサイトを活用した直接販売に乗り出し、住宅建築やリフォームに必要な商品を、誰もが、適正価格かつワンプライスで購入できる仕組みを実現したのです。
『家一軒まるごとサンワカンパニー商品でまかなうことが出来るラインナップを』という戦略のもと、同社は商品ラインナップを拡大しています。以前はタイルや天然石・石材が中心でしたが、現在はシステムキッチンや洗面台、建具などを幅広く取り扱うようになり、商品数も現在では約6,000点になるなど大幅に拡大。これにともない商品の組み合わせパターンは、200万通りを超えるまでになりました。同社の取締役を務める荒砂康行氏は、「取扱商品の増加ペースにあわせてECサイトには機能強化やサーバーの増強を図ってきましたが、商品を管理する業務のスピードが追随できなくなり始めたのです」と明かします。
ビジネスのボトルネックを引き起こしていたのは、ECサイトやカタログ制作、基幹システム(ERP)などのシステムごとにバラバラになっていた商品情報の管理です。
同社 管理部 情報システム課のマネージャーを務める太田光紀氏は、「商品企画部門やECサイト運営部門、カタログ制作部門、営業部門などの部門をまたがる業務間のすり合わせに多大な時間を要していました。また、商品の仕様変更に伴って図面を変更するとき、その影響範囲がわからず手作業で一つひとつ紐づけながら確認しなければなりませんでした」と話します。
商品数の増加とともにバックヤードの業務は限界に達していたのです。そこでサンワカンパニー様は、更なる事業成長を続けるために商品情報を管理する販売チャネル基盤の抜本的な刷新に向けた取り組みを開始しました。

商品ごとの“色”を保ちながらあらゆる商品のデータを一元管理

しかし、石材やシステムキッチンといった特性の異なる多様な商品カテゴリーを持つサンワカンパニー様にとって、商品のデータを統一的に扱うのは容易なことではありません。
そこにエクサから提案を受け、販売チャネル基盤刷新の核となるソリューションとして注目したのが商品情報管理ソリューション(PIM:Product Information Management)です。PIMは、仕様・プロモーションコンテンツ・取扱説明書・在庫情報等の商品に関連するあらゆるデータを一元管理し各販売チャネルに対して的確に配信する基盤です。
「当社はデザインに対して強くこだわりを持っており、商品カテゴリー毎に“色”があります。同じECサイトでも商品のカテゴリーによって魅力の伝え方も違うため、ページ構成やデザインは異なり、それに使うコンテンツの数や形式も異なります。こういった現場の特性を活かした上で事業成長を続けるために、統合的に商品情報を管理し、的確に各販売チャネルに出し分けられるPIMの導入は絶大な効果をあげると判断しました」と太田氏は話します。

荒砂 康行氏

取締役
荒砂 康行氏

太田 光紀氏

管理部
情報システム課
東日本営業部
マネージャー
太田 光紀氏

選定の決め手はエクサの豊富なPIM導入実績と信頼できるパートナーとしての存在感

エクサを選定した決め手はPIM導入における豊富な導入実績でした。
荒砂氏は「エクサは当社と比較的業態が近い建築資材メーカーや施工会社に対してもPIMの導入を支援してきた豊富なプロジェクト経験を有しており、『PIMとはどうあるべきか』という明確な考えを持っている点に力強さを感じました。定めたゴールからぶれることなく、私たちと一緒になって今後のビジネスのあり方を考える良きパートナーになってくれると確信しました。実際、要件定義後の取締役会議では、エクサのプロジェクト・マネージャーにも同席してもらい、第三者の視点から現状のECサイトをはじめとする販売チャネル運用の課題を指摘していただきました。これが今後の販売チャネル基盤刷新に対する経営陣の“決意”を固める決め手となりました」と話します。
実際にプロジェクトに参画された太田氏は「2015年9月からPIM導入検討を開始し、約3カ月にわたって入念な要件定義と基本設計を行いました。どのように商品データを管理するのが一番効率的か。エクサのSEは現場担当者の業務や要望を繰り返しヒアリングし、当社に最も適した商品データ管理のあり方を提案してくれました」と話します。

将来にわたって十分なパフォーマンスを備えた販売チャネル基盤が完成

こうして構築フェーズに進んだサンワカンパニー様の販売チャネル基盤刷新プロジェクトは、途中でパフォーマンス・チューニングなどの苦労もありましたが、2016年11月19日に満を持して本番稼働を開始。全社が一丸となって取り組んできた結果として、今後の事業成長を支える販売チャネル基盤が完成し、さまざまな効果が出ています。
「たとえば新たな商品データを追加するときも、PIMにデータを流し込むだけで各販売チャネルへ即座に反映することができるようになりました。つまり全ての販売チャネルで新商品をタイムリーに市場投入できることになったということです」と太田氏は話します。
また部門間の情報共有により、業務のすり合わせに掛かる工数も大幅に削減されました。たとえばコールセンターでもPIMにある最新の情報を参照しながら問い合わせに答えることが可能になるなど、さまざまな業務にメリットをもたらしています。
最も大きな効果はサンワカンパニー様が見据える将来に向けて十分なパフォーマンスを備えた販売チャネル基盤を確保できたことです。

商品情報管理(PIM)

販売チャネル基盤をベースにデジタルビジネスを加速

もっとも現状は、複数のシステムで分散管理されていた商品データをPIMへ統合することで、販売チャネルの基盤がようやく実現した段階です。太田氏は「これを事業成長に活かす取り組みはこれからのテーマ」という見方を示し、次のように話します。
「最新の商品データやお客様情報に基づいてECサイトやカタログの検証やブラッシュアップを継続的に行っていく、ビジネス現場のPDCAサイクルを早期に確立しなければなりません。また当社の至上命題であるグローバル展開を支えるため、エクサのアドバイスも受けながら、PIMの多言語/ 多通貨対応といった機能の有効活用も進めていきたいと思います」そして荒砂氏が見据えているのが、さらなるカスタマー・エクスペリエンスの強化です。
「設計事務所や工務店などのお客様が当社のECサイトから取り込んだデータを、自分たちの設計図面や見積書などにも容易に反映できる仕組みを提供したいと考えています。そこに利便性を感じていただき、お客様の省力化や業務改善に貢献することができれば、必然的に当社のECサイトに対する需要はますます高まっていくはずです」と荒砂氏は話します。

荒砂氏、太田氏

サンワカンパニー様は毎年4月にイタリア・ミラノで開催される「MILAN DESIGN WEEK」など著名な国際見本市・展示会にも積極的に出展しています。こうした国際的なイベントを通じても業界を先駆ける取り組みの数々を発信し、ブランディングおよび新規顧客の開拓を進めていく考えです。

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